子どもの本の作家さんをお招きしておはなしをうかがう「ほんの学校読書会」。今年は あさのあつこさん が登壇してくださいました。

あさのさんは、昨年度、2020年10月に来校してくださることになっていましたが感染状況が改善されておらず中止、1年延期した昨2021年秋も実施できませんでした。

三度のお願いとなった今回も岡山在住のあさのさんに横浜に来ていただくことはできませんでしたが、お仕事場と学校をZoomでつなぎ、開催の運びとなりました。

礼拝堂には5年生と6年生が入り、スクリーンに映るあさのさんを見つめています。保護者の方もオンラインで参加しています。

読書会は代表の子どもの質問にあさのさんが答えてくださるというかたちで進行しました。

野球が好きで、バッテリーを書いたのですか。
巧や青波の性格はどのようにして考えたのですか。

『バッテリー』を手掛けようと思った理由を教えてください。
原田巧や永倉豪などの登場人物の名前の決め方をおしえてください。

ぼくはマンガが好きですが、これから本を読もうと思うので、おすすめの本を教えてください。

作家になろうとしたきっかけは何ですか。
『バッテリー』を通して、どのようなことを読者に伝えたいですか。

作家になられて30年と聞きましたが、その間で大変だったことはなんですか。

作家になりたいと思っていますが、書くときに大切にしていることを教えてください。

あさのさんが書いた作品の中で、一番好きなのはどれですか。

あさのさんが好きな、自分以外の作品を教えてください。

『バッテリー』を読んで参加した子どもたちからの質問に、あさのさんはひとつひとつていねいにこたえてくださいました。
さいごにあさのさんから子どもたちへのメッセージです。
「みなさんの質問に答えているなかで、書くことに向き直ったような、スタート地点に立ったような思いです。みなさんは、これからなんにでもなれます。その未来を、自分の頭で考えて、心で感じて、決めていってください」

作家活動31年目を迎えるあさのさんの大ファンという岡崎校長からお礼を申し上げました。

校長室にあるご著書の写真を画面に表示すると、とても驚かれ、喜んでくださいました。

あさのあつこさん、ありがとうございました。

カメラ越しにごあいさつしました。



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関東学院小学校の「ほんの学校読書会」は今年で9年目になります。これまでに来てくださった作家さんをご紹介します。(お名前をクリック・タップすると記事が表示されます)
斎藤惇夫さん(2013年度)
(記事はありません)