「関東学院小学校“夢たまご”コンサート2024 バッハ・コレギウム・ジャパン」を本校礼拝堂で開催しました。

鈴木優人さんとバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のみなさんをお招きするのは、2019年12月の「“夢たまご”コンサート2019」(本校礼拝堂)、2023年2月の「創立70周年記念コンサート」(横浜みなとみらいホール大ホール)に続き3回目になります。

「オルガンや古楽器の音色、演奏家さんの姿、バッハという人……このコンサートで『すごいな、やってみたいな』と思って“夢のたまご”を手にする人がいたらいいなって思っています」

世界的に著名な指揮者でありオルガニストでありチェンバリストである鈴木優人さん

今回は古楽器(バロック時代の楽器)のアンサンブルで、バッハの室内楽を中心にしたプログラムを演奏してくださいました。

まずはオルガン曲から。

続いて
J.S.バッハ:チェンバロとオーボエのための協奏曲(1楽章)

オーボエは三宮正満さんです。

3曲目は
J.S.バッハ:音楽の捧げもの BWV 1079 より〈6声のリチェルカーレ(鈴木優人編曲)〉

今回のフルメンバーで演奏してくださいました。

コンサートマスターの荒木優子さん

バロック時代のヴァイオリンは弦が羊の腸でできていたり、弓が直線になっていたり、今のヴァイオリンと違っています。

J.S.バッハ:ヴァイオリンソナタ 第6番 ト長調 BWV 1019(1、3、5楽章)


5曲目はJ.S.バッハの息子の曲
C.P.E. バッハ:オーボエソナタ ト短調 Wq 135(1楽章)

リコーダーに似ていますが、吹くところに2枚のリードがついていて、それをふるわせて音を出す楽器です。


チェロは上村文乃さん

フルート(フラウト・トラヴェルソ)の鶴田洋子さん

このフルートはすべて木でできています。

さいごの曲は
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV 1050(1楽章)

飲料やラップなどのCMでもおなじみの曲です。

フルート、ヴァイオリン、チェンバロが活躍する楽曲で

礼拝堂に運びこんでくださったチェンバロをたっぷり聴かせてくださいました。

この日の演奏会は午前中に低学年、午後が高学年の2ステージで、たくさんの保護者のみなさま、日ごろ小学校をご支援くださっているみなさまもご来場くださいました。

ヴァイオリン 堀内由紀さん
ヴィオラ 原田陽さん
ヴィオローネ 今野京さん

鳴りやまない拍手にアンコールの一曲

「もろびとこぞりて」を鈴木優人さんのオルガンと

BCJのみなさんのアンサンブルで

会場の子どもたちといっしょに高らかに賛美しました。



バッハ・コレギウム・ジャパンのみなさん、ありがとうございました。

ホワイエで見送ってくださるBCJのみなさん


礼拝でオルガン伴奏の奉仕をしている6年生、鈴木優人さんの演奏を目の前で見ることができました。


当日のようすを公式SNSにポストしてくださいました。
