関東学院小学校“夢たまご”コンサート2019
バッハ・コレギウム・ジャパン「歌とオルガンのクリスマス」
が、12月10日(火)に関東学院小学校の礼拝堂で行われました。
「バッハ・コレギウム・ジャパン」はバッハの音楽を日本から世界に発信しているオーケストラと合唱団で、今回は合唱団のみなさんが来てくださり、クリスマスにちなんだ歌とオルガン演奏を披露してくださいました。
コンサートは午前中が低学年、午後が高学年の二部構成。小学校のオルガンを製作してくださった草苅徹夫さんも小淵沢からかけつけてくださり、保護者のみなさんといっしょに開演を待ちます。
「すごく楽しみに関東学院小学校に来ました」
指揮・オルガン演奏の鈴木優人(すずきまさと)さんの明るい声でコンサートが始まりました。
最初はフランスの作曲家ダカンによる「オルガンのための新ノエル集」から1曲、オルガン演奏です。子どもたちは鈴木さんの指使いの速さに驚き、鈴木さんが奏でる聖なる響き、喜びに満ちあふれた響きに包まれ、聴き入っていました。
「今日は礼拝とコンサートの間のようなものですね」
合唱ではクリスマスのページェント(聖誕劇)をダイジェストで聴かせてくださいました。楽器による伴奏のないアカペラです。
マリアとヨセフ、羊飼い、天使と、人の声だけで表現豊かに奏でられるハーモニーを子どもたちは全身で感じているようでした。
オルガンの3曲目はスイスのノエルをダカンが編曲したもの。聞き覚えのあるフレーズが流れてきて……クリスマス礼拝で5年生の聖歌隊が入場のときに歌う賛美歌「きたりたまえ、われらの主よ」(『讃美歌第二編』112)です。
ことし歌う5年生、去年歌った6年生、来年歌う4年生、それぞれに入場の場面を思い浮かべながら、小さな声で歌詞を口ずさむ子もいたようです。
小学校時代に本物の人・もの・コトに出会って“夢のたまご”をたくさん見つけてほしい。そんな願いを込めた“夢たまご”プログラムの一環として今回のコンサートが実現しました。
子どもたちの心に大きな夢のたまごが生まれたことでしょう。
[鈴木優人さんからPR]
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