月曜日の朝、エントランスに集合したのは関東学院大学教育学部の学生さんです。



関東学院大学では学部1年次に1週間(5日間)の教育実習を位置づけていて、本校では10人を受け入れました。



実習初日、昇降口に並んで子どもたちを迎えます。



「え、だれぇ?」
「教育実習って言ってたよ」
「そっか。どの人が来るのかな」



実習生も子どもたちもまだまだ距離が遠く、手さぐりです。



でも、2日目の朝には距離がすこし縮まっていて、前日にクラスに来た実習生にあいさつする子が増えていきます。







実習生は1年から5年までの10クラスに配属され、見学を中心に教師の仕事を学びます。



ただ、本校での実習では、5日間ずっと同じクラスにいるのではなく、



学年をローテーションして1年生から5年生の5学年を1日ずつ経験できるような態勢をとっています。



学年による発達段階の違い、授業や生活の違いを目の当たりにして、学んでいる様子が実習日誌にあらわれていました。



3日目の朝。




4日目の朝。




実習生の割り当てがない6年生も声をかけています。



教室での実習とあわせて、校長、教頭、養護教諭の講話も設定しました。




木曜日のぶどうの木子供会(クラブ活動)には希望のクラブに参加しました。




「吹奏楽部をやっていたんだよ」




「大和の陸上競技場で走っていたんだよ」



身近な先輩に声をかけてもらい、子どもたちの励みになっていました。





休み時間もいっしょに過ごす濃密な日々。








最終日の朝には



お手紙も届きました。




全校礼拝のあと、全校児童にごあいさつ。



配属されたクラスでさいごの1日をすごして




退勤時には教員室でごあいさつ。



「小学校の先生になりたい!」という思いを確かなものにできた5日間でした。