■「子ども博物館」は3、4年生を対象にしたノンフィクションのおはなし会です。



この日のテーマは「学校に通いたくとも通えない~世界の紛争~」。



世界では今も紛争があり、家をなくして「難民」になってしまう子どもたちがたくさんいます。



アフガニスタンでは女の子は学校に通えません。



中には兵士になってしまう、されてしまう子もいます。



医師の中村哲さん、国連の緒方貞子さんは、難民のために働いた日本人です。



いまみなさんにできることは、知ること、学ぶことです。



「紛争が起こっている国の子どもたちは兵隊にされたり、無理やり結婚させられたりして、とってもつらい思いをしているんだなと思いました」



「私が“当たり前にやっていること”が、その国の子どもたちにとっては“すごいこと”なんだなと思いました」



子どもたちの心にしっかり届いたようです。



■「ビブリオバトル」はことしで12回目を迎えました。



教員がバトラーになり、オーディエンスの6年生におすすめの本をプレゼンします。



プレゼンの順番をじゃんけんで決めて、レッツ・スタート!



『かげろうのむこうで』斉藤洋/偕成社



『コカチン』佐和みずえ/静山社



本の紹介が5分、そのあと2分間の質問タイムです。



『怪談 怪奇短編集』小泉八雲/偕成社



「すごくこわい話ですか?」



『一〇五度』佐藤まどか/あすなろ書房



「105度って、椅子と関係ありますか?」



4人のプレゼンを聞いて、「いちばん読みたいと思った本」に投票します。



「う~ん、どっちにしようかなぁ」

迷いに迷って、iPadの投票ボタンをポチッ……



集計がおわりました。



4冊のうち最も多くの票を集めたチャンプ本は……


   ・


(ドラムロール)


   ・



この本です!



紹介された4冊の本はライブラリーと学級にそれぞれ置かれていて、さっそく借り手がついていました。


6年生はこのあと、自分たちがバトラーになってビブリオバトルに挑戦します。


ちなみに、チャンプ本になった『一〇五度』は「ほんの学校読書会」の講師としてイタリアから来てくださる佐藤まどかさんがお書きになった本でした。



■礼拝堂に再び3、4年生が集まりました。



中学年対象のおはなし会「ももの会」です。



最初は長いおはなしから。



『グリム昔話』から「名人四人きょうだい」です。







続いて短いおはなしは『ついでにペロリ』から「ならなしとり」。





オリジナルの「おわりのうた」を歌って



♪ 今度のお話 たのしみに



■壇上に聖書が並べられています。



1年生の聖書授与式です。



「たいせつに使ってね」



一人ひとり名を呼ばれ、聖書が手渡されました。



「名前が書いてある!」



「『人になれ 奉仕せよ』だって」



「どうやって開けるの?」

「何ページ?」

「何て書いてある?」



名前が書かれた“自分の聖書”を手にした1年生。



とってもうれしそうです。