4年生の出前授業。



学校に来てくださったのは横浜市資源循環局のみなさんです。



社会科「ゴミのゆくえ」の学習の一環として



映像、画像を用いて、ごみの分別、ごみのゆくえ、SDG‘sなどについて説明してくださいました。



63年前までは各家庭の屋外にごみ箱があり、側面に横浜市のマークがついたリヤカーで個別に回収していたそうです。



それから三輪トラックになり、現在の収集車に。
横浜市内に集荷場が79000箇所、南区だけでも4800箇所の集荷場があるそうです。



横浜市では来年からゴミの分別方法が変わります。



そのお知らせが記されたゴミ袋をプレゼントしてくださいました。



子どもたちが手にしているのは「プリフォーム」



ペットボトルの原型です。



「家に帰ったら、お家の方にこれがどのようにペットボトルになるか説明してあげてください」



外に出るとパッカー車が停まっていました。



車体のつくりや各部分の説明を聞き



じっさいにゴミを入れてみます。



「どれだけのゴミが入るのかな」



「焼却場ではこんな山のようなゴミをどう処理するのですか?」



「焼却場では穴にためておいてから処理するんだよ」



出前授業の翌週、このパッカー車がゴミを運んでいく先の一つ、



鶴見ごみ焼却工場・資源選別センターに見学に行きました。



横浜市は人口が増加しているにもかかわらずゴミの量は減っており、焼却工場2つが廃止、1つが休止していて、現在は焼却工場が4つ、資源選別センターも4つ稼働しているそうです。



「生ゴミの10%は手つかずの食品なので、食べ物を買いすぎないようしてください」


「家庭から出る燃えるゴミの15%は分別するべき資源ゴミや古紙だったりするので、分別を正しくしてください」



ここはゴミピットです。



クレーンが動き



ゴミをつかんで



焼却炉へ。



炉は24時間燃やし続けられ中は800℃にもなり、この燃えるエネルギーを利用して蒸気タービンを回して電気を作っているそうです。



収集車・輸送車の種類や台数の説明をうかがっていると



やってきた収集車の荷台からあっという間に大量のゴミが投入されていきました。



ここではアルミ缶とスチール缶を選別しています。



ペットボトルはキャップとラベルを外して捨てないと、リサイクルするのに手間がかかってしまうそうです。



「プリフォームって知ってます」
係の方はびっくりなさっていました。



目の前にあるのは圧縮されたアルミ缶とスチール缶です。



羽毛布団の羽毛がリサイクルされるようすも見ることができ



自分たちの出したゴミが処分される様子と分別の大切さをを学んだ出前授業と校外学習でした。