3年生になって社会科の学習がはじまった子どもたち。
学校周辺の地図を手に、「町たんけん」に出発です。
「ここって、坂の上にある橋だ!」
「え、今どこ?」
「たしかこの辺だと思う」
「こんなところに、お地蔵さん!」
たくさんの発見を重ねながら
オリジナルの地図を完成させていきます。
長い道のりを歩いて、南区役所に到着しました。
区役所のことをクイズ形式で学んだあと、
7Fから順に区役所の中を見学させていただきました。
「全部の階に人がいるね」
「こんなお仕事もしているんだ」
区役所で働いてる人の数に驚きました。
消防署では、隊員の方に質問します。
「なんで車の横に服が脱いで置いてあるんですか」
「はしご車はどのくらい高く伸びるんですか」
「消防車はどうして赤いんですか」
貴重な体験をさせていただいたうえ
消防車が出動するところも見ることができました。
「頑張ってください!」
橋を渡って、埋蔵文化センターへ。
学校のある街の歴史を知りました。
「不思議な模様をしているね」
「何を入れていたのかな」
新約聖書の時代よりも前のものに興味津々です。
見おぼえのある橋を渡ると
学校はもうすぐそこです。
はじめての社会科見学から帰ってきてまもなく、
翌週も社会科見学の「町たんけん」です。あいにくの雨模様。完全防備で臨みました。
目指すは南地区センター。
強い雨が降っていて、雨具の中に抱えていた地図はびしょぬれに。
やっとのことで到着。館長さんにごあいさつをして、施設内を見せていただきました。
お一人で将棋盤とにらめっこをしている人もいましたが、
楽しくフラの練習をしているグループや
体育館でバドミントンをしている人たちもいました。
とくに、造形作品を作っていたお部屋では、
それぞれの人が思い思いに作品作りをしていて、
いろいろ教えてくださいました。
「すごくきれい」
「ちょっとやってみる?」
「え、いいんですか?」
じっさいに体験もさせてくださいました。
ありがとうございました。
センターを後にするころには雨も上がっていました。
「ここから左に流れていくのが大岡川で、右に流れていくのが中村川だね」
帰り道もいろいろな発見をしながら
街のようすを学んできました。