アドヴェントは、クリスマスの4週前の日曜日からクリスマスまでの期間を指し、クリスマスの備えをするときです。
♪ 主をまちのぞむアドヴェント
第一のろうそくともそう
礼拝では1週目から1本ずつキャンドルに火をともし、
クリスマスにちなんだ聖書を朗読します。
♪ きよしこのよる 星はひかり
♪ すくいのみ子は まぶねのなかに
♪ ねむりたもう いとやすく
全校児童の賛美の歌声が礼拝堂を包みます。
「世界中の人たちにクリスマスの喜びが同じように届きますように」
アドヴェント期間には、各学年が造形の授業で制作した作品を校内に飾り、クリスマスを迎える準備をしています。
エントランスにあるクリスマスツリーのオーナメントは3年生が作りました。
造形室ではそれぞれ画用紙をチョキチョキ……
4年生がリースを作っています。
「どんなリースにしようかな」
ベルやサンタクロース、天使を思い思いに貼り付けたリースができました。
ホワイエの展示コーナーには、クリスマスにちなんだ本がたくさん置かれています。
ライブラリー前の廊下にも
本のカバーが展示されています。
1階と教員室前にある小さな馬小屋が……
1年生の手によって
色鮮やかに飾られました。
羊を連れた羊飼いやラクダにのった学者たちが、マリアとヨセフに見守られているイエスさまのお誕生をお祝いしています。
翌朝、昇降口に入った子どもたちが見入っていました。
「なつかしい~」
「1年生のとき、イエスさまを作りたかったんだけど、天使を作ったんだ」
礼拝堂ではクリスマス礼拝に向けてトーンチャイムクワイヤの音色も響いています。
キリスト教学校や教会が送ってくださるクリスマスカードや
教会や関東学院大学のクリスマス行事のご案内なども展示、紹介されています。
アドヴェントの期間に入り、華やかになってきた校内です。
アドヴェントカレンダーの日めくりはクリスマスの日まで続きます。
そして、いずれここにも……
光のページェントが繰り広げられます。
◇ ◇ ◇
12月になって急に寒くなった朝、
小学校オリジナルタータンのマフラーを巻いた子がたくさんいました。
タータンの名前は“Children’s Smiles”「子どもたちの笑顔」です。
お姉さんから大切に受け継いだ創立65周年のマフラーをしている子もいました。