鈴木優人さんとバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のみなさんをお迎えして、「関東学院小学校創立70周年記念コンサート」が開かれました。

 

IMG_3273

 

会場は横浜みなとみらいホール大ホールです。

 

81C1E902-286C-4E63-AB36-E5F176F54FD1

 

1階席には在校生と保護者のみなさん、2階・3階席には保護者のみなさんとお客さまをお迎えして……

 

IMG_3342

 

13時、開演の時刻になりました。

 

IMG_3341

 

「関東学院小学校創立70周年記念コンサートにようこそお越しくださいました」

 

0H1A0672

 

鈴木優人さんはBCJの首席指揮者であり、オルガニスト・ピアニスト・チェンバリストであり、作曲家・編曲家であり、プロデューサーであり……マルチに活躍されているマエストロです。大晦日の東急ジルベスターコンサートで“ドボ9”を指揮されたのは記憶に新しいところ。

 

鈴木優人さんと司会の鈴木先生0H1A0678

 

オープニングはオルガン独奏で「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」です。

 

2I4A9221

 

1 オルガン独奏 0H1A0683

 

ホールの大きなオルガン(「ルーシー」という愛称がついています)のゆたかな音色が会場を包みました。

 

0H1A0685

 

続いて岡崎校長からごあいさつを申しあげました。

 

2i4a9226

 

「小学生には2つのことを。きょうのバッハのカンタータはすべて神さまを知り、神さまを賛美する音楽だということ。それから、このコンサートの中にもたくさん隠れている“夢のたまご”をさがしながら、聴いてください」

 

0H1A0693

 

オーケストラのみなさんが入場してきました。

 

0H1A0695

 

「カウンターテナーって知ってる? まずは聞いてもらいましょう」

 

前半のBCJ 0H1A0700

 

「カンタータ第35番《霊と魂は、惑い乱れます》」

 

鈴木優人優人さんとダミアン・ギヨン0H1A0712

 

カウンターテナーのダミアン・ギヨンさんの高音の美しい歌声に聴き入りました。

 

0H1A0716

 

0h1a0723

 

「長い曲だったけれども、みんな静かに聞いてくれたね」

 

0H1A0728

 

合唱の方々が入場、ソリストが紹介されました。

 

0H1A0734

 

ソプラノは松井亜希さん。

 

0H1A0735

 

アルト、カウンターテナーのダミアン・ギヨンさんはフランスから。

 

0H1A0736

 

テノールの吉田志門さんは日本人ですが、ベルリンから。

 

0H1A0737

 

バスのドミニク・ヴェルナーさんはドイツ人で今回はスイスから日本に。

 

0H1A0738

 

「バッハ・コレギウム・ジャパン」のバッハはドイツの人、コレギウムはラテン語で仲間という意味。そして、ジャパンは日本で、まさに、世界から集まった仲間たちです。

 

第一部の最後は「カンタータ第18番《ちょうど雨雪が天から落ち》」

 

0H1A0740

 

0H1A0742

 

0H1A0751

 

0H1A0756

 

0H1A0753

 

0H1A0760

 

0H1A0765

 

休憩をはさんで第二部のオープニングはBCJのみなさんと小学生がステージで合唱します。

 

舞台上 1年b組0H1A0773

 

学習発表会で「バッハにあいにいったよ」を演じた1年生がステージ上に立ち、

 

舞台上 1年 a組 0H1A0782

 

5年生のときにこのホールでの聖歌隊に出演できなかった6年生がステージ後方に並びました。

 

6年P席 IMG_2212

 

曲は「カンタータ第80番」のコラール。宗教改革者マルティン・ルターがつくった賛美歌をバッハがカンタータに取り入れたものです。

 

IMG_3345

 

1回目はBCJのみなさんがコラールをドイツ語で歌い、2回目は小学生もあわせます。

 

8E190983-35B5-46B2-B360-B6452AF29FF0

 

そして3回目は『讃美歌』267番「神はわがやぐら」の1節を日本語で歌いあげました。

 

2I4A9255

 

つづいて楽器を紹介してくださいました。

 

楽器紹介1 0H1A0806

 

バッハの時代にはあっても、今ではほとんど見ることがなくなった楽器もあります。

 

0H1A0809

 

2学期から特別講師の柳澤藍先生とバッハのこと、カンタータのこと、コンサートのこと、そして楽器のこともたくさん学習してきました。

 

0H1A0813

 

「バイオリンの弦は羊の腸でできています。湿度で音が変わってしまうので、入念にチューニングするのです」

 

0H1A0815

 

この楽器はスライドトランペットというそうです。

 

楽器紹介2 0H1A0818

 

最後の曲は「カンタータ第127番《主イエス・キリスト、真の人にして神》」。

 

0H1A0831

 

0H1A0829

 

0H1A0835

 

0H1A0842

 

0H1A0844

 

0H1A0853

 

第5曲のコラールが終わると大きな拍手がおこりました。

 

0H1A0854

 

マエストロとソリストに花束が贈呈されます。

 

0H1A0860

 

登場したのはミニバッハたち。

 

0H1A0862

 

学習発表会でバッハ役をつとめた1年生が、そのときの衣装で登場してくれたのです。

 

0H1A0863

 

0H1A0873

 

マエストロのアピールで会場を包む拍手は最高潮に達し、アンコールの一曲を披露してくださいました。

 

0H1A0881

 

よく知られている「カンタータ第147番《主よ、人の望みの喜びよ》」です。

 

2I4A9270

 

関東学院小学校創立70周年記念コンサート、小学校につながるみなさんと心に残るときを過ごすことができました。

 

0H1A0888

 

鈴木優人さん、BCJのみなさん、ありがとうございました。

 

鈴木優人さん 手を振ってバイバイ0H1A0891

 

◇  ◇  ◇

 

コンサート開演までのオフショットをおとどけします。

 

小学校の担当者は当日の朝9時に楽屋口に集合しました。

 

3AD2A36F-ECF9-4803-94B7-2869FAA9CF8A

 

バックステージを整えてスタッフをお迎えします。

 

IMG_3303

 

運び込んだチェンバロとオルガン、さっそく調律です。

 

IMG_3290

 

IMG_3302

 

座席の確認IMG_2195

 

横断幕も取り付けて、

 

IMG_3299

 

ステージのセットは完了。

 

IMG_3312

 

座席にクラス表示を掲示して、子どもたちを待ちます。

 

IMG_3319

 

鈴木優人さんのリハーサルが始まりました。

 

IMG_3304

 

721413C4-D45A-46D5-9B21-975E5041E789

 

続いてオーケストラのリハーサルです。

 

IMG_3317

 

ソリストと合唱のみなさんもくわわって、音を合わせます。

 

IMG_3322

 

IMG_3320

 

そのころエントランスでは……

 

IMG_3298

 

IMG_3309

 

IMG_3307

 

IMG_3308

 

ビッグベアもスタンバイしました。

 

IMG_3333

 

IMG_3338

 

まもなく入場開始です。

 

受付 IMG_2210

 

8E4461C3-16D5-4CCC-B528-292D283ABB93

 

IMG_3339

 

「こんにちは。ようこそ!」

 

受付周辺 IMG_2211

 

最後の1枚は終演後のバックステージです。

 

IMG_3355

 

コンサートのことをすぐにTwitterで紹介してくださいました。アカウントをお持ちでしたらクリック(タップ)してみてください。

 

⇒BCJさんのTwitter

 

IMG_5754

 

⇒鈴木優人さんのTwitter

 

IMG_5755

 

⇒松井亜希さんのTwitter

 

416136BC-7A46-42E4-B1B0-05EC74054D92