2月中旬。学校に戻ってきた6年生にはたくさんの“最後”が待っていました。
■英語体験学習にTGG(TOKYO GLOBAL GATEWAY)に行きました。5年生のときとは違うホテルゾーンのアクティビティを体験します。
“TGG HOTEL”では、
“Which restaurant?”
“Which room?”
“Get Well Clinic”では自分の体調を伝えます。
言葉にできないときはアクションで伝える姿もありました。
“Gateway Market”では
食べたいものを注文します。
英語で伝えるドキドキからは卒業したようで、エージェントの方と積極的にかかわっていました。
■TGGの翌日は出前授業「薬物乱用防止教室」です。
本校卒業生でもある学校薬剤師の田中大嗣さんが、飲酒・喫煙・薬物乱用の怖さと、防ぐためにどうしたらよいかをお話ししてくださいました。
■さらに次の日、学校に隣接する坂田祐記念館を見学しました。
関東学院の初代院長である坂田祐に関する資料を見ながら、学習したことをワークシートに書き込んでいきます。
「人になれ 奉仕せよ」の言葉の意味が少し分かった気がする──そんな声が聞こえてきました。
■週が明けて、家庭科の調理実習です。
さつまいもの茶巾絞りを作りました。
竹串を刺してゆで具合を確かめます。
「どれが大きいかな〜」
フォークでつぶして味をつけ、ラップで絞って形をととのえて……おいしくいただきました。
■創立70周年記念コンサートでは、BCJのみなさんといっしょにステージに立ちました。
5年生のときに学院クリスマスコンサートの聖歌隊として立つはずだった場所です。
■3月に入ると、まず東京へ。教科書やニュースで見たことのある国会議事堂に入り、衆議院本会議場の傍聴席に座ることができ、興奮していました。
ここは日本科学未来館です。
未来の世界はこんなふうになっているのかな……。
想像しながら見学を楽しみました。
ここは最高裁大法廷です。法廷の真ん中にある高さ23mの吹き抜けを下から見上げ、自然の光が取り入れられていることを実感しました。
花崗岩で作られた重厚な建物最高裁判所を目にして、圧倒されたようです。
■翌日は卒業礼拝。今年度の特別礼拝の講師をつとめてくださった渡辺さゆり牧師の最後のお話に耳を傾けます。
礼拝で奏楽の奉仕をする6年生。安心して任せることができます。
トーンチャイムクラブが「希望のつぼみ」を奉献演奏しました。
「人のために、いのちのために働く人になってください」
保護者の方と共に礼拝を守ることができました。
■卒業礼拝後、最後の授業参観は卒業スピーチです。
最後のメッセージを保護者のみなさんにしっかりと伝えることができました。
この後ろ姿は……発表する子どもたちを見守る学年団です。
■そして週末(3日連続の大きなイベント!)には、オリブの会のみなさんが「6年生を送る会」を催してくださいました。
JIA神奈川(日本建築家協会神奈川地域会)のみなさんによる「こども空間ワークショップ(建築体験)」です。
2種類の長さの角材と結束ゴムバンドを使ってどんな建物を作るか、まずグループで相談しました。
強くするには、高くするには、広くするには……
協力してアイディアをかたちにしていきます。
ドアがついていたり、ベッドやベランダがあったり、高床式だったり……個性的な建物が完成しました
春の日差しに包まれて、子どもたち、保護者、教員、それぞれの思い出に残るプログラムでした。
■卒業式の前の週になりました。卒業記念球技大会は6年生対教職員のドッジボール大会です。
6年生相手に手抜きはしない教員チーム。
子どもたちも容赦しないボールを投げてきます。
6試合対戦した結果、教員チームは2勝2敗2引き分け。イーブンでした。
閉会式でサプライズ。
「きょうは校長先生の誕生日だそうです」
♪ Happy birthday to you ~
■「関東学院小学校が選んだ100冊の本」を読み終えた6年生が表彰されました。学年で4人目になります。
「いちばん心に残っている本は?」
「『鉄は魔法使い』です」
■卒業式の練習も順調に進んでいます。
■学校からプレゼントされる『讃美歌』にも記名が済み、用意がととのいました。
第67回卒業式、まもなくです。