ハンドベルクワイアの練習に始まり



朝からあわただしい礼拝堂です。



創立記念礼拝の司会、奏楽の練習と



YouTube配信の準備



そしてゲストの方とのうちあわせも進んでいます。



すべての準備が整い、全校児童と保護者のみなさまが礼拝堂にそろいました。



関東学院小学校創立73周年記念礼拝が始まります。



今年度おはなしに来てくださったのは、29回生の大木穂高さんです。



大木さんは小学校から中高まで12年間を三春台の丘で過ごされた、子どもたちの大先輩です。



現在はスポーツニッポン社で横浜DeNAベイスターズの番記者として活躍なさっておられます。



野球と読書が大好きな少年だったこと



野球に関係した仕事に就きたいと夢を抱いていたこと



お仕事をする中で、小学校の時に身につけた読書が役に立っていることなど



「音楽でも政治家でもなんでも、好きなもの、やりたいものをずっと考え続ける、思い続けること。そうすれば道はかならずついてきます」



親しみやすい口調で、でも力強く、後輩たちにメッセージを語ってくださいました。



続いてハンドベルクワイアの奉献演奏です。



「ぶどうの木子供会」(クラブ活動)の一つとして練習を続けてきました。



演奏曲は「主よ御手もてひかせたまえ」



よく知られた賛美歌曲がハンドベルの優しい音色で奏でられ、礼拝堂を包みました。



賛美歌も、校歌も、



小学生のときだれよりも大きな声で歌っていたという大木さんに



負けない歌声が礼拝堂いっぱいに響きました。



「ことしのCS、日本シリーズ、番記者としてどうでしょう」

「日本シリーズに行ける可能性は、じゅうぶんにあると思います」


校長先生の質問にベイスターズファンの人には心強いお答えをいただきました。



さて、校長先生が胸ポケットから取り出したのは



73周年記念のプレゼント、タータンのハンカチです。

「71周年のときとよく似ているけれど、近くでよく見ると……」



礼拝後、大木さんが全クラスを回って子どもたちと交流してくださいました。



各教室で質問を一つずつ。



「小学校のときに読んだ本で好きな本は何ですか?」



「いちばん好きな選手はだれですか?」



中にはこんな質問もありました。

「ベイスターズの次期監督はだれですか?」



大木穂高さん、ありがとうございました。



教室で記念品のハンカチを受け取った子どもたち



「ほんとだ! ベアちゃんがいる!」



タータンチェックの中に本校のマスコットベアを見つけて大喜びでした。





▼本校Instagramに動画があります ⇒ こちら


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関東学院の創立記念行事を2つご紹介します。


横浜外国人墓地では



関東学院の創立にかかわりのある宣教師のはたらきを思いおこす「横浜外国人墓地記念会」が開かれ



墓地に眠る宣教師に献花しました。



“He lived to serve”


1884年に「横浜バプテスト神学校」を創立したA.A.ベンネット宣教師の墓碑に刻まれています。



関東学院大学のベンネットホールでは関東学院創立141周年記念式典が執り行われ



教職員の永年勤続表彰として本校養護教諭の鳥海先生が35年の表彰を受けられました。