壇上に聖書が並んでいます。



1年生の聖書授与式です。



子どもたちは自分の聖書を手にする日をずっと待っていました。



一人ひとり名前を呼ばれ



校長先生から聖書をもらいます。



「はいどうぞ」

「ありがとうございます」

「だいじに使ってね」



初めて手にする聖書。



「重いね」



「とても厚いね」



「字がちっちゃい!」



思い思いの感想がもれてきます。



表紙を開くと



一人ひとりの名前と校訓が書かれています。



担任の先生が心をこめて書いたものです。



「聖書ってね……」

校長先生からのお話です。



「この聖書は50年くらい前にいただいたものです」



「金箔のついた特別な聖書です」



「ながーく使っているうちに」



「表紙と本体が取れちゃった」



「みんなも今日いただいた聖書をたくさんひらいて」



「神さまの言葉をいっぱいいっぱい心にためてくださいね」



「聖書には新約聖書と旧約聖書があります。前の方が……」



教室に戻って、聖書の開き方を教わりました。




大切にカバーをかけて、これで聖書とさんびかがそろいました。



さっそく教室礼拝で開いたり





全校礼拝に持って行ってみ言葉に触れています。