日本テレビの朝の情報番組「Oha!4 NEWS LIVE」で、シリーズ企画「戦後75年」が放送されています。
2020年8月19日(水)には、市來玲奈アナウンサーが取材した「横浜大空襲」が放送されました。
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《港町・横浜に残る“大空襲の記憶”とは…》
「シリーズ戦後75年」。
太平洋戦争で大規模な空襲被害を受けた港町、神奈川県横浜市。今も残る“戦争の記憶”と爪痕を取材しました。
──動画の紹介文より(動画は13か月間公開されるとのこと)
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1945年5月29日の「横浜大空襲」では、関東学院も大きな被害を受けました。
中脇初枝『世界の果てのこどもたち』(講談社/2015年、文庫版は2018年)は、空襲のときに学校にいた生徒の証言を集めた『関東学院と横浜大空襲』(関東学院中高・橄欖会編/2005年)という小冊子をもとに書かれた小説です。主人公の少女の家が関東学院の近くにあったという設定で、焼夷弾爆撃と機銃掃射のなか学院の防空壕で命びろいした少女が見た三春台、黄金町、普門院のようすが臨場感いっぱいに描写されています。
学校だより「からしだね」No.47(2017年6月)にも「関東学院が燃えた日」という関連記事があります。
*普門院のご住職へのインタビューを中心に構成されている5分ほどのレポートの中で、冒頭など何回か使われる黄金町を俯瞰する映像は関東学院小学校から撮影したものです。
*体育館屋上から黄金町を撮影するスタッフ