9月15日(金)に「ももの会」がおこなわれました。
「ももの会」は3、4年生にむけた本校のお話会で、1、2年生の「にじの会」と同様、毎月1回おこなっているものです。お話会では、担任や司書教諭がお話を覚えて、子どもたちの目を見て語ります。身近な先生がじっくり語るので、子どもたちも真剣に聴き入ります。
プログラムは二本立て。今回は長いお話「がちょうはくちょう」(ロシアの昔話)を西先生が、短いお話「石の裁判」(東南アジアの昔話)を徐先生が語りました。はらはらするところでは身を乗り出して、おもしろいところでは笑いが広がって、子どもたちはお話の世界を楽しんでいました。
骨組みのしっかりしたお話をたくさん聞くことで、ことばをイメージする力が育ちます。これが「読む力・書く力」の土台となり本の世界への橋渡しとなるとともに、「ことばの力」が豊かに育っていきます。
「耳をすませば
すてきな世界が 心の中に広がるよ
みんなで聞けば 心がひとつに 集まるよ」
「ももの会」のはじめにみんなで歌ううたの一節です。お話を聴くことが大好きな子どもたちは、授業でも「ちびっこももの会」をひらくことがあります。
今回の「ももの会」はお客さまが参観されました。ルワンダからJICAの研修で来日されている教育局課長のガブリエルさんです。お話会のようすを興味深くご覧になっていました。