■聖歌隊の練習スタート

秋のなかよし会が終わった翌日の朝、



5年生が礼拝堂に集まってきました。



校長先生からのお話ってなんだろう……



「ここまでは6年生が学校を代表するお仕事の中心でした」



「ここからは5年生のみんなが学校の看板になっていきます」



「最初のお仕事は、聖歌隊です」



「この聖歌隊のシンボルのガウンを着て、誇りを持って歌ってください」



「ここから1か月かけて歌声をつくっていこう」




6年生からもらったバトンを胸に



練習に励む5年生。



声の出し方だけでなく



姿勢



楽譜の持ち方



視線……



たくさんのことに気をつけながら練習し、



歌い込むごとに表情が変わってきています。



クリスマスにどんな歌声を届けてくれるでしょうか。





■歯科保健指導

「一生自分の歯で過ごすために」



学校歯科医の今村嘉宣先生が5年生に出前授業をしてくださいました。



「ネアンデルタール人はなぜ虫歯になったのでしょう」



「平安時代にはなぜおはぐろをしていたのでしょう」



「歯磨き粉がないときに人々は何を使って歯を磨いていたのでしょう」



クイズ形式で楽しく、わかりやすく、



ずっと昔から続く人々や動物と歯の関係を教えてくださいました。




歯みがき伝来のお話のあと、本物の爪楊枝が配られました。



興味深げに見入っています。




一生自分の白い歯とつきあうためにどうしたらよいか、考えるきっかけになりました。




■子ども哲学

5年生の「哲学」が始まりました。



「宇宙の外はどうなっているの」

「温暖化が続いて人類が滅亡したら、そのあとの世界はどうなるの」

「サンタクロースはこの世にいるの」

「なぜ人は好きな人ができるのか」



「人を見た目で判断してしまうのはなぜだろう」

「人の感情はどういう原理でできているのだろう」などなど。


クラスで大きな輪になり、話し合うテーマをみんなで決めていきます。



a組「心で思った言葉が声になって聞こえるのはどうして」

b組「なぜ人間は見たことがないものを信じられるのか」



クラスで一つに絞ったテーマに沿って意見を出し合いました。



この日は授業参観です。






「子どもたちの発想の柔らかさに驚きました」

「これからも考え続ける子たちでいてほしいです」

「私も子どもの頃、哲学の授業受けてみたかったです」



授業をご覧になった保護者の方からはこんな感想をいただきました。



■教会訪問

聖書の時間、霞ヶ丘教会を訪問しました。



2年後の自分を想像しながら中高の敷地の横を通ります。



「ここが部室棟だ!」



「いらっしゃい!」



たくさんの教会の方が迎えてくださいました。



礼拝堂に入ると、いつもと違う雰囲気の奏楽が聞こえてきました。



フルートとウクレレの音色に包まれて、礼拝が始まりました。





山崎清美牧師が「歩こうイエスの道を」という題でお話ししてくださいました。



「神さまのものは神さまに返すとはどういうことでしょう」



「あなたたちは1人1人神さまが愛を込めて作られた大切な存在です」


「返すということは、私たちが自分自身のことを神さまの子どもだと受けとめ、愛されている存在だと

忘れることなく過ごすということです」



「たくさんの教会の方々が迎えてくださって嬉しかった」

「フルートでの奏楽が素敵だなと思った」



霞ヶ丘教会で恵みある時間を持つことができました。