関東学院小学校では、教員の授業力向上とスキルアップを目的に
研究授業を中心とした校内研修をおこなっています。
今年度は「日常授業の改善」をテーマに全員が研究授業を公開、
うち4回を全体会として全教員が参観し、授業の研修を深める計画です。
4月25日(月)には最初の研究授業と全体会が持たれました。
授業は2年a組の算数、
「たし算のしかたを考えよう」の単元の3時間目、
2けたのくり上がりの学習です。
授業者のことば、導入からまとめまでの流れ、
とりあげた課題や提示した教材、児童への指示が適切だったか、
などの観点で授業を参観しました。
授業参観後の全体会では、5つのグループに分かれ、
ワールドカフェ形式で授業について話し合いました。
良かったところ、参考になったところ、
改善できるところ、課題点など、
それぞれの教員が率直に意見を述べあいます。
最後に、5つのグループがそれぞれ話し合われた概要を報告し、
授業者への質疑応答をします。
また、今年度新たに提案された「授業チェックシート」をもとに、
どの学年・教科にも共通する授業のベーシックについても検討しました。
校内研修で自分の授業を観てもらい、
また他の教員の授業を参観することで、
授業を担当した教員も参観した教員も、
よりよい授業のためのヒントが与えられ、学ぶ機会となっています。