読書の秋。

子どもたちが本と出会い、本に親しむ時間がたくさん用意されています。


■三春台ライブラリー
学校全体がおはなしの部屋に!


本を紹介して読み聞かせるのは学校中の先生たちです。子どもたちは聞きたい部屋に移動します。






















いつもとは違う場所で、違う先生の(担任のおはなし部屋には行けません!)、おはなしを楽しみました。


■ブックフェア

ランチルームが大きな本屋さんに!


子どもの本の専門店 教文館ナルニア国のご協力で、ランチルームに278冊の本が並びました。



展示されているのは子どもたちに「買って」読んでほしい本ばかり。



三春台ライブラリーで紹介された本も並んでいて、それぞれの先生が作ったPOPも添えてあります。




壁には、児童のライブラリー委員が書いた本の紹介ポスターと、



5年生が書いた月刊科学雑誌「たくさんのふしぎ」の紹介ポスターも展示されています。



ナルニア国のスタッフによる「おはなし会」が各クラス1時間ずつ持たれ、





スタッフの方が紹介してくださった本に興味を持ち、手に取る子がたくさんいました。



休み時間には友だちといっしょに本を選ぶ子、





じっくり本を選んだり読んだりする子、




展示物に見入る子、



おうちの方といっしょに本を選ぶ姿も見られました。



ブックフェアの2日間、放課後にはナルニア国のスタッフによるおはなし会もありました。



1、2年生むけ

ミャンマーの昔話「ひな鳥とねこ」(『こども世界の民話』実業乃日本社より)


3~6年生むけ

モンゴルの昔話「石になった狩人」(『子どもに語るモンゴルの昔話』より)



「にじの会」や「ももの会」でおはなしを聞くことに馴染んでいる子どもたちです。低学年の子も高学年の子もおはなしに聞き入っていました。










今年のブックフェアで子どもたちが注文した本は、まもなく手元に届きます。



■ビブリオバトル
本の紹介ゲームに挑戦!


ビブリオバトルとは──バトラー(発表者)がおすすめの本を3分間(子どもルール)で紹介、オーディエンス(聞き手)がいちばん読んでみたいと思った本に一票を投じ、最もたくさんの票が集まった本に「チャンプ本」の称号を与える──「知的書評合戦」とも呼ばれる本の紹介ゲームです。



教員によるビブリオバトルの記事は ⇒ こちら(ページの後半)


先生たちがバトラーになり、オーディエンスとしていちばん読みたい本に投票する経験をした6年生。こんどは自分たちがバトラーになって本を紹介します。



予選は1グループ6年生6人ずつ。それぞれが本を紹介するバトラーになって本をプレゼンし、またオーディエンスになって友だちのプレゼンを聞きあい、自分以外の人に投票します。予選には5年生も参加し、6年生の発表を聞いて投票に加わります。






緊張しながらも一生懸命に本を紹介する6年生の姿に、聞き手の5年生も真剣になります。






予選で選ばれたグループチャンプ本が各クラス6冊ずつあります。



この6人6冊がバトラーとなって、クラスで「チャンプ本」を選ぶ決戦を行いました。



決戦当日、発表の順番をくじびきで決めました。



グループ予選を突破しただけあって、バトラーは3分をじょうずに使い切り、読んでみたくなるような紹介ができました。




どの本に1票を投じようか、クラスのみんなが悩みます。



それぞれのクラスでチャンプ本に選ばれたのは、『都会のトム&ソーヤ』と『横浜大戦争』でした。



「投票してくれた人、ありがとうございます」

「おもしろいので、読んでください」


6年生が紹介した本を一覧にして掲示すると、じっくり見入っている子もいました。