朝のホームルームがもうすぐ終わる9時すこし前、
校内に放送が流れました。
「ホームルーム中、失礼します。
いま、虹が出ています。
教室と反対側、北側の窓から見ることができます。
目をこらすと二重に見えるかもしれません。
時間がとれるようなら、見てみてください」
それぞれの教室から近くのアルコーブや特別教室に移動して、
窓越しに空を見まわします。
「どこどこ?」
「見えた、ほらあそこ」
「ほんとだ」
「虹って、初めて見た!」
「すごい、半円になってる」
「あー、だんだんうすくなる」
校外学習に出ていたクラスも、
黄金町の駅から小学校の校舎ごしに見ることができたそうです。
11月26日(木)、雨あがりのすてきな虹を見て一日が始まりました。