「先生、胸がドキドキして、なんだか緊張してきた!」
まだ1週間も先だというのに、「みどりの学校」への思いがあふれていました。


そして当日。

初めてのお泊りで、おうちの人と離れるのが不安な様子も……



もしかすると、離れがたいのはおうちの方のほうかもしれませんね。



「行ってきます!」



不安な気持ちはどこへやら、



バスの中ではもう笑顔満開です。




観潮荘に到着。

大きな荷物をバスから大広間まで自分で運び、宿の方にごあいさつ。



「よろしくお願いします!」



「この2日間、お友だちと仲良く過ごせますように」

開校礼拝の司会や聖書朗読も自分たちでやります。



朝からたくさん動いてお腹がぺこぺこ。



恵みの神さまに感謝して




いただきます!



大きなエビフライが2尾ものったカレーライスをたいらげて、



「おいしかった~、ごちそうさま!」



少し休憩して、海岸散策に出かけました。



「♪うーみーはひろいな おおきいなー」
かわいらしい歌声も聞こえてきました。






それから小網代の森へ。



相模湾に面した小網代の森は、森林、湿地、干潟、海までが連続して残されている自然環境豊かな森です。




歩いていくと、葉っぱが白い植物を見つけました。



この時期に咲く「半夏生」です。



宿に戻って



みんなで泊まる部屋に大興奮。
「何日でも泊まれる!!」



日記を書いたり、



露天風呂につかったりして、



しばらくすると夜ご飯です。



海をながめながらいただくお食事に、箸も進みます。



おかわりする子が何人もいました。



おなかがいっぱいになったらあとは寝るだけ……ではありません。「お楽しみ会」が待っています。


やおやさんの手遊びをしたり
聞いて聞いてゲームをしたり




足相撲をしたり



会場に笑顔と熱気があふれます。





夕べの礼拝はキャンドルサービスを守りました。






「神さま、今日も一日見守ってくださりありがとうございました」





おうちを離れ、友だちといっしょに泊まる初めての経験。



いい夢が見られますように。



2日目。今日もいいお天気です。



朝の礼拝をささげ、



からだをほぐして、



朝ごはんをいただきます。



子どもたちの気持ちはワクワク、そわそわ。
なぜかというと海に行くからです。どんな生き物や貝殻が拾えるかな。



宿からすぐのところにある横堀海岸です。



記念の写真を撮影して




シーグラスや貝殻をさがしました。



















自分だけの“宝物”が見つかったかな。



宿でいただく最後のお食事です。

「おいしいご飯をつくってくださって、ありがとうございます」



「いただきます!」




「ずっと見守ってくださった神さま、これから帰ります。事故なく学校に到着できますように」


閉校礼拝も自分たちで担当しました。



観潮荘のみなさん、ありがとうございました!





「まだまだ泊まりたい!!」
という子どもたちでしたが、おうちの人が見えると表情が一変。



「ただいまー!」

「おかえりなさい!」



海でひろった貝殻やシーガラスはすてきなフォトフレームになりました。



行く前も、行っているあいだも、行った後も、
「たのしかった~!」



できたことも失敗したこともすべていい思い出にして、お友だちや先生方との絆が深まりました。