■ブラスバンドのクリスマス演奏会が礼拝堂でおこなわれました。
「1曲目は『銀河鉄道999』です。この曲が使われているアニメは主人公の鉄郎が不思議な女性メーテルと汽車に乗って銀河の冒険に出るお話です。この曲を聴いて、皆さんも銀河の冒険に出ているような気分になってもらえたらうれしいです」
「2曲目は『クリスマスメドレー』です。12月に入り、クリスマスが近づいてきました。赤鼻のトナカイ、きよしこの夜、ジングルベル、あわてんぼうのサンタクロースをメドレーで演奏します。初めの静かな雰囲気から盛りあがったり、また静かな雰囲気になったり、メリハリがある曲です」
サンタ帽やトナカイの耳をつけて楽しそうに演奏していると、
聴いている子どもたちもからだが自然に動き出します。
先生の指揮も気になって、後ろを見たりステージを見たり。
2学年ずつ礼拝堂で鑑賞するので、ぜんぶで3ステージ演奏します。
6年生が分担して曲の紹介と部員の思いをスピーチしました。
「9月の神奈川県私立小学校音楽会の反省から、それぞれ自分に必要な練習を考え、実行してきました。今日は部員全員が輝ける演奏をお送りできたらうれしいです」
「ブラスバンド部員27人は、横浜みなとみらい大ホールでおこなわれる関東学院クリスマスコンサートに出場します。一昨年と昨年はコロナウイルスの影響により開催されませんでしたが、今年は開催されることが決まりました」
「このチャンスを逃さずに精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします」
■第36回関東学院クリスマスコンサートが3年ぶりにみなとみらいホール大ホールで開催されました。
小学校からは第1部にブラスバンドと
5年生の聖歌隊が出演します。
本番のステージでリハーサルができるのは当日の開演前、限られた時間しかありません。
「今年の目標は『一体感のある演奏をすること』です。部員一同が心を一つにまとめ、全員で一つの曲を作り上げることを目指してきました。限られた練習時間の中、この目標を胸にとめ、一生懸命練習してきました。みなさんにクリスマスのひとときを楽しんでいただけたら嬉しいです」
演奏するのは学校で披露したのと同じ2曲です。
「銀河鉄道999はリズミカルで迫力がある曲です。私たちの演奏でみなさんを今日だけの銀河の旅にお連れします」
「2曲目に演奏するクリスマスメドレーは、最初は静かで穏やかに始まり、最後は明るく元気に終わります」
「ふだんは曲をささえている低音の楽器もメロディーで活躍するところが見どころです」
「それぞれの楽器にしか出せない音をどうぞお楽しみください」
6年生の部員が全員そろいました。
続いて聖歌隊の練習です。
小学校聖歌隊、六浦小学校聖歌隊、中高オーケストラ部による合同演奏、
曲は関東学院委嘱作品、轟千尋さん編曲の「メリークリスマス2022」です。
〈ホールの前に出てくる時は、先生たちに「思いっきり楽しんでこい」と言われたのでとても落ち着きました。〉
〈緊張すると思いますが、一生に一度のチャンスを無駄にしたくないので、最後までやり切りたいと思います。不安もありますが、楽しみもあります。〉
〈リハーサルの時から大きい舞台だなとは思っていたのですが、それ以上に客席の広さにびっくりしました。〉
〈僕はいつも学校にはポロシャツで通っているので、この日はYシャツで、なんだかとても苦しかったです。でも気も引きしまり、コンサートがんばろうと思えました。〉
〈〉
〈入場する時は胸を張って歩きました。しかしホールの人たちが視界に入った瞬間、足が震えてしまいました。〉
〈最初の姿勢がうまくいったと思います。ただ、「久しく待ちにし」の出だしの「久しく」の「ひ」が、声を出したけれど、みんなが出さなくて心配になってしまいました。〉
〈一生に一度のチャンスだったし、皆の思い出にもしたかったので、最後まで力を振り絞って歌い切りました。歌い切って退場した後に、先生たちが「すごい上手だった」などと言ってくれて、とっても嬉しかったです。〉
〈会場を出て母の所に向かう途中、失敗してたねというんだろうなと思っていましたが、「ビシッと立っててかっこよかった」と言ってくれたので、嬉しかったです。〉
〈すべての曲をしっかり歌えて嬉しかったです。歌い終わったらみんなで喜び合いました。お父さんお母さんにも「上手だったね」と言われて嬉しかったです。〉
リハーサルがおわってひといきついた5年生。
思い出の1枚をカメラにおさめました。
そして15時、第1部の開場です。
本番のステージをこっそりと……
さいごに「きよしこの夜」を歌って
コンサート第1部を終えました。
〈でも、本当の本番はこれからです。なので礼拝堂で聖歌隊の練習をこれからも頑張りたいと思います。〉
〈次はクリスマス礼拝の聖歌隊です。見に来る母にも歌を聞いて欲しいので、頑張りたいと思います。〉