1年生の時は「カラフル」。2年生になると「カラフルブーケ」というタイトルを学年だよりにつけました。
1年生の時はそれぞれのカラーを活かせるように。2年生になってからは自分の想いや考えを伝えるだけでなく、相手を尊重し、一つのブーケのようにまとまることができるように、という願いをこめて。
春。
下の学年が入学し、2年生は初めて「お兄さん・お姉さん」になりました。右も左も分からない1年生に、学校のことをたくさん教えてあげることができました。
遠足では、去年も行った野毛山動物園へ行きました。
少人数のグループになって、自分たちで回るルートを考えました。
「あっちに行きたい!」という自分の気持ちだけでなく、「どこに行きたい?」とお友だちと相談しながら楽しむことができました。
夏。
Zoomを使った初めてのオンライン授業。毎日、画面越しでお友だちと会っていたものの、対面で遊んだり勉強したりする時間の大切さを改めて実感しました。
登校できたときには「Zoomでもお勉強できたけど、やっぱり学校がいいや!」という声を子どもたちから聞くこともできました。
秋。
横浜武道館でのなかよし会。2年生にとっては、初めて全校が集まる大舞台でした。
リレーでは、どうやったら次の走者がバトンを受け取りやすいか考えながら練習を重ねてきました。
本番では、バトンと想いを次のお友だちに託し、繋いでいくことができました。
秋晴れの中、初めてみんなでバスに乗って出かけた遠足。
羽田空港とアスレチックで楽しく過ごしました。
冬。
いよいよ2年生もまとめの時期。国語の授業で自分たちで作ったオリジナルのお話を一つの作品にまとめて、学習発表会にしました。
まずはセリフを覚えるところから。セリフの読み合わせをオンライン授業期間中も行い、相手の言葉に耳をしっかり傾けました。
登校が再開すると、次は声の録音。感染拡大防止に配慮して大声での発声の機会を減らすため、あらかじめ声だけを収録し、それに合わせて身体の動きをつけることにチャレンジしました。子どもたちは身体だけで表現することの難しさを感じていました。
声が大きい子、小さい子。目立つのが好きな子、苦手な子。緊張しやすい子、しない子。さまざまな子どもたちがいます。しかし、最後にはそれぞれのカラーを活かしたすてきなブーケを届けてくれました。
2年生という大切な時間。その思い出を胸に、もうすぐ中学年の仲間入りをします。