11月5日(水)、角野栄子さんをお招きし講演会を開催しました。
関東学院小学校では、「ほんの学校」プロジェクトのひとつとして
子どもの本の作家さんによる講演会(読書会)を開いています。
今回は 角野栄子さん が来てくださり、
「『魔女の宅急便』創作の背景」と題し、
5、6年生と保護者にお話をしてくださいました。
なぜキキやジジと命名したかにはじまって、
なぜ「魔女」なのか、なぜ「宅急便」だったのかなど、
子どもたちがたずねたいと思っていたことを
たくさんお聞きすることができました。
また、
本の始まりのページを「とびら」と呼ぶけれども、
その「とびら」を開いて物語の世界を楽しんでほしい。
本は書いた人の手を離れて一人ひとり読んだ人の物語になる。
からだに想像力とことばが入っていき、
豊かさにつながっていく。
と、メッセージを語ってくださいました。
5年生は事前に全員が
『魔女の宅急便』第1巻を読んでいたこともあり、
角野さんのお話のひとことひとことに共感しながら聞いていました。
ひとりずつていねいにサインをしてくださった本は、
子どもたちの宝物になることでしょう。
講演前には、角野さんのお書きになった「サラダでげんき」を
ちょうど国語で勉強している1年生の教室にも来てくださいました。
教科書のお話を書いた方が目の前にいらっしゃる!
びっくり、そして大喜びの1年生でした。