11月15日(金)5校時、4年生の研究授業です。テーマはプログラミング教育。公立学校で来年度から実施されることを踏まえて、本校でも研究と実践を重ねてきました。

 

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ランチルームに並んでいるのはレゴ(WeDo2.0)とiPad。モーターのついたマイロというタイプに組み立てたロボットに、ビジュアル型プログラミング言語でiPadから指令を送ります。前進・後退、モーターを回す時間と速さなどを決めて、意図した動きをさせることができます。

 

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「KANTOロボットプロジェクト」
と題した一連の授業の中で、この時間は、
スタート A B ゴール
と設定されたコース上を、指定された通りにマイロを動かすことに挑戦します。

 

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課題は、
スタート→B
スタート→B→A
スタート→B→A→ゴール
スタート→B→A→ゴール→スタート
と、徐々に難しくなっていきます。
(この課題も、教師のiPadから児童のiPadにMetaMojiというアプリでグループごとに送ります)

 

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指定の位置でマイロを止めるには、動く距離とモーターを回す時間(もちろん前進か後退か、も)を細かく調整しなければなりません。

 

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スタートボタンをタップしてマイロが発進します。Bエリアでみごとタイヤが止まると歓声とガッツポーズ。後退を始めてAエリアに...数ミリ手前で停止してしまうと「あーあ」と思わず顔を見合わせてしまいます。

 

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でもすぐに相談して、指令を書き換え再びスタート。停止中にサウンドを鳴らす指令を書くなど、芸のこまかいところを見せるグループもありました。

 

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3人でチームを組んだ子どもたちは、試行錯誤をくり返しながら意欲的に課題に挑戦し、プログラムを構築するおもしろさと、友だちと協力して課題を達成する喜びを感じていました。

 

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今回の研究会には、昨年度に続いて中川一史先生(放送大学教授)をお招きしました。情報教育の最先端をリードし全国を駆け巡っておられる中川先生には、プログラミング的思考は情報活用能力の一部として位置づけられていること、プログラミング的思考とは「段取りを考えること」であることなど、たくさんのことを教えていただきました。

 

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また、本校で用意したレゴの台数に驚かれ、「こんなに機器が充実している学校はそう多くはない」とおっしゃってくださいました。

 

本校のプログラミング教育、ICT教育を充実発展させるよい機会となりました。

 

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