4月。「ぴかぴかの1年生」という言葉がありますが、2年生も「ぴかぴか」です。進級の喜びと期待に胸を膨らませて登校しました。この日のことを2年生は今、とても懐かしく思い出しています。
2年生のそれぞれの教室には担任からのメッセージが書いてありました。
全校体操。3月まで自分たちの並んでいたところには1年生が並んでいます。「2年生の場所に並んでいる」ということも、うれしくてたまらない様子でした。
らいふの授業では、去年育てた朝顔の種を1年生にプレゼントしました。すっかりお兄さん、お姉さんの顔になった1学期です。
2学級合同の体育の授業ではサーキットに取り組んできました。ミニハードルを跳んだり、マット運動やハンドスプリングに挑戦したり、新しい技にもどんどん取り組み、身体を鍛えました。
郵便局の見学に行き、今まで知らなかった郵便の世界に驚きました。自分たちの暮らしは、様々な人たちの働きがあって成り立っていることを学んだ2学期でした。
学習発表会では劇を演じました。劇の中には、群読あり、かけ算九九の歌あり、英語の台詞あり、鍵盤ハーモニカの演奏あり、絵を見せる場面あり、ダンスあり...。今までの教科の学習をしっかりと発表できました。
当日、残念ながら欠席した友だちの分もみんなで補って劇を成功させた2年生。予期せぬ事態になっても自分の持てる力を出し切り、「劇を成功させたい」と心を一つにできたことは、教科の学習を越えて身に付けた力でありました。
学年文集に取り組む時間にも、早く清書の終わった子がまだできていない子の清書を見てあげて「あ、この字は違っているよ」「言葉を一つ、書き忘れているよ」と教えていたり、下書きに取り組んでいる友だちに「次は、どう思ったの?」「どんなことをしたの?」と聞いてあげたりする姿が見られました。劇を成功させたように、文集もみんなで作り上げようとする心でいっぱいでした。
3年生になるとクラス替えがあり、新しい学級でのスタートになります。今まで、友だちとよい関係を結べた2年生は、3年生の学級でも素晴らしい出会いを経験していくことでしょう。
ぴかぴかの3年生の学校生活が待っています。