10月のある日の授業中。
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「緊急地震速報!」

訓練放送が流れると、机の下にもぐって身を守り

避難経路の安全が確認されるまで教室で待機します。

余震に気をつけてしばらく待っていると

「家庭科室で火災が発生しました!」

「2Fはエントランスから、3Fは非常階段から、4Fは東階段から避難してください」

放送の指示に従い、いつもとは違う避難経路で

1次避難場所の校庭へむかいます。

この日の訓練を南消防署の方が見守っていてくださいました。

「静かに、すみやかに避難できていました」

今回は、教室にいる教員にも事前に出火場所を知らされていない「ブラインド型訓練」でした。

緊張感がある中にも落ち着いて対応できていたと、お褒めの言葉をいただきました。
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そのあと、1年生と4年生は

体育館で「煙ハウス」を体験しました。

火災で煙に巻かれた状況を模擬体験します。

姿勢を低くして

煙を吸わないようにハンカチで口と鼻を覆い

出口をめざします。

「煙のにおいがしたら、有毒なガスを吸い込んだことになってしまうよ」

「出口だ。ああ、たすかった!」

年間の防災安全計画にもとづく3回目の避難訓練でした。