4年生は学習発表会で
ミュージカル「ぞうれっしゃがやってきた」を演じます。
第2次世界大戦中、
動物園の動物たちが次々に殺されていく中、
名古屋の東山動物園では園長たちの必死の努力によって、
2頭の象が生き残りました。
戦後、その2頭の象を見たいと願う子どもたちのために
「ぞうれっしゃ」が各地から名古屋に向かって走りました。
この実話をもとに作られたのが
ミュージカル「ぞうれっしゃがやってきた」です。
今回の舞台、4年生は
役者として演じるだけではありません。
造形の授業では、
象・大きな岩・たき火・クワ・干し草・
兵隊の帽子・兵隊の鉄砲・ピエロの靴・旗などを作りました。
役作りの練習の時には、自分の役の衣装を考えました。
HRの時間には、自分が出演する場面をイメージして
スクリーンの背景画を描きました。
「終わりの言葉」も考えました。
第5場面もみんなで考えました。
というのは、
冬休みに音読するようにと宿題にした台本には
第4場面しかありませんでした。
休み明けの国語の授業で第5場面を一人ひとりに創作してもらい、
みんなの「思い」をあつめて作り上げたのが第5場面なのです。
もちろんミュージカルなので歌も5曲歌います。
伴奏も子どもたちです。
音楽の先生にしっかり指導してもらいました。
いつのまにか鼻歌で歌ってしまうほど好きになった曲、
大きな声で披露します。
いよいよ本番です。
4年生みんなが心を一つにして演じ、
「平和を守ろう」
「戦争は二度としてはいけない」
というメッセージをお客さまに届けます。