3年生は学習発表会で「メサイア」に挑戦します。
「メサイア」はヘンデルの代表作であり、
キリストの生涯の物語を表現したオラトリオです。
関東学院小学校で歌うのにふさわしい曲と考え、
全曲演奏すると2時間半になる大作を
ぎゅっと縮めて30分ほどの曲にアレンジしました。
もちろんすべて英語で歌います。
30分とはいえ大人でも難しい曲なので、
半年以上前、9月から取り組んできました。
まずは曲をシャワーのように聞き、耳をならします。
聖書の授業では歌詞の意味を教わりました。
英語の授業では発音を練習しました。
半年間「メサイア」と格闘しつづけ、
子どもたちは「メサイア」が大好きになりました。
リコーダーの演奏にも挑戦しています。
難しい指使いに苦労していますが、
友だちどうしで聞き合い教え合って練習し、
ぐんぐん上達してきました。
造形の授業ではステンドグラス風の飾りを作りました。
一人ひとり違う模様の飾りができあがりました。
本番2週間前、いよいよ舞台での通し練習が始まりました。
広い礼拝堂です。
はずかしがっていては声はとどきません。
自信をもって舞台に立ち、
3年生のこの時期にこそ出すことのできる歌声を
お家の方々にとどけたいと願っています。