毎日の朝読書の時間、
１年生の教室からはページをめくる音しか聞こえてきません。
ひらがなを覚え、漢字も学んで、読書への集中力がつきました。
１月１７日は３学期初めてのライブラリーの授業がありました。
ライブラリーに着くと、カウンターの上に新しい仲間が！
「関東学院小学校が選んだ１００冊の本」の
１冊に登場するピーター・ラビットと、
絵本「そらまめくん」の編みぐるみが、１年生を迎えてくれたのです。
冬休みに書いた読書ノートから
すばらしい記録を先生から紹介してもらい、
「つぎはあの本を借りてみようかなあ」
と意欲をふくらませていました。
新しくライブラリーに並んだ本の中から、
絵本を１冊、先生に読んでもらいました。
主人公の少年は、
「目が見えない」とはどんな感じかな？
「聞こえない」とはどんな感じかな？
と考えます。
１年生も少年とともにじっと考えていました。
少年は最後に、
「動けると」はどんな感じかな？
と考えます。
少年は車椅子に乗る生活を送っているのでした。
読み聞かせてもらった本を、読書ノートに記録します。
読んだ本が「１００冊の本」の１冊だったので、
その記録をする子もいました。
２年生になると、
ライブラリーにある本をパソコンで検索することもできます。
１年生はそのことにもわくわくし、
「早く２年生になりたいな」
とつぶやいていました。
この日は阪神淡路大震災から２２年経った日。
学級で読んでもらった絵本は、
震災前まで営まれていた、ごくふつうの楽しい生活が題材です。
放課後にもう一回、ページを開いていました。
朝から教室に置いてあったグラビアにも手を伸ばし、
被災地の様子をじっと見ています。
４階ホワイエには、
２月に行われる学習発表会に関連する本が並んでいます。
１年生が発表する「雨ニモマケズ」の絵本を見つけて大喜び。
絵本を見るのも楽しみです。
