2月23日(火)、5年生が社会科見学に出かけました。
向かったのは「横浜市歴史博物館と大塚・歳勝土遺跡公園」です。
ここは、小学校の最寄り駅である阪東橋駅から横浜市営地下鉄で約30分、
センター北駅下車、徒歩5分ほどのところにある施設です。
博物館には3万年にわたる横浜市域の歴史が展示されていて、
原始から近現代まで6つの部屋に分けてわかりやすく説明されています。
6年生のカリキュラムを前倒しして
3学期から歴史の学習を始めた5年生は、この社会科見学で
とくに古代や原始の人々の生活の様子について学習します。
古代の部屋では、
人々の生きていく知恵について考えることができました。
パソコンの歴史クイズにもチャレンジしました。
「これは難しい、答えはなんだろう」
重さ5kgもある銅鐸(どうたく)を持ってみました。
銅鐸としては小さい方だと教えていただきましたが、
持つ手がふるえました。
ゆらすと、鐘(かね)のように部屋中に重く低い音が響きました。
弥生時代になんのためにこの銅鐸を使ったのか考えました。
銅鏡(どうきょう)にも触れることができました。
直径が20㎝もあって、細かな文様がほどこされていました。
古墳時代にどんな人がこの銅鏡を所有できたのか考えました。
手にすると、なんだかどきどきわくわくします。
博物館に隣接する「大塚・歳勝土遺跡」は弥生時代のムラの跡です。
ガイドの方々がていねいに説明してくださり、
ムラの住まいと暮らしの様子を知ることができました。
「歴史っておもしろい。ありがとうございました」
5年生からこんな声が聞こえました。
はるか昔の空間を旅することができた社会科見学でした。