始業式の日、進級の喜びいっぱいの2年生が登校してきました。「ぴかぴかの1年生」という言葉がありますが、2年生も、ぴかぴかです。
礼拝堂の座席も1学年分うしろに下がります。3月まで自分たちのすわっていたところには1年生がすわりました。
「1年生、かわいいね」
もうすっかりお兄さん、お姉さんになっています。
新しく加わった先生ともすぐにうちとけて、楽しく話しながらスクールランチをいただきました。
造形の先生にも、親しみをもって質問しながら、真剣な目で自己紹介カードを仕上げました。
「どれくらい大きくなかったかなあ」
身体測定の話を聞いて、期待に笑みがこぼれます。
「いいにお~い!」
国語と算数の新しいノートを受け取りました。友だちと一緒に新しい教科書の表紙をめくって読む人もいます。新しい学習に胸をふくらませました。
全校体操でも2年生の場所で整列します。このようなちょっとした変化も、大きくなったことを教えてくれるので、自然とニコニコ笑顔になってしまいます。整列が上手だと指導の先生から褒められて、またにっこり! 1年生のよいお手本になれました。
4月17日(水)、遠足では四季の森公園に行きました。グループ別に自分たちの選んだコースを散策し、大満足。ほんの15分ほどの道のりでしたが、自分たちだけでできたという達成感でいっぱいです。
お弁当のあとはジャンボ滑り台、遊具、フリスビー、大縄跳びを楽しみました。
1年生のときは、体育館の割り当てが週に1回、木曜日の昼休みだけでしたが、2年生からは週に2回になります。割り当て表を見ながら、「明日もドッジボールができるぞ」と、友だちとガッツポーズをする姿も見られました。
「にじの会」では、1年生の後ろにすわってパネルシアターを楽しみました。
そのあとは、1年生と2年生で歌の交歓です。迫力ある2年生の歌声を、憧れの目で見ながら聞き入っていた1年生。その1年生が賛美歌を歌い始めると、みんな、優しいお兄さん、お姉さんの顔になって、熱心に聞いています。中には、賛美歌に合わせて身体を揺すっている2年生もいました。
らいふの授業では、1年生を学校たんけんに連れていってあげる準備をしています。
「どうしたら1年生が安心していられるかなあ」と首をひねって考えました。
にこにこしながら名刺を作ったり、たんけんルートの確認をしたり……と、とにかく楽しそうです。
2年生の学年だより、タイトルは「陽だまり」です。いつも、いつまでも陽だまりのようなあたたかい、思いやりのあふれた学年でいられるようにと願って名付けました。そして、2年生の学校生活は、まさに、この陽だまりのような、あたたかい、明るい笑顔でスタートすることができました。