5月29日(木)、友井美和子先生をお招きし、
4~6年生と保護者を対象に特別講演会を開きました。
本校で長く教鞭をとられた友井先生は、
1945年5月29日の横浜大空襲のとき中学2年生、
関東学院近くの久保山にお住まいでした。
通学していた女学校は当日は休校。
焼夷弾が針のように降ってくるのを防空壕から見ていたこと、
2軒前までで火が止まりご自宅は無事だったこと、
亡くなった方が久保山の坂にごろごろ転がっていたことなど、
空襲前後のようすをくわしく語ってくださいました。
「これらのできごとを忘れないで語り継いでいってほしい。
どうしたらいのちが大切にできるのか、よく話しあってほしい」
在職当時を彷彿とさせる力強い語り口に託されたメッセージは
聴き手の心にしっかりと伝わりました。
参加した教員、保護者の中には友井先生の薫陶をうけた方もあり、
講演後には先生を囲んで談笑の輪ができていました。
*わかりやすくお話してくださった
*真剣に耳をかたむける子どもたち