11月7日(火)、8日(水)の２日間、ブックフェアを開催しました。
ランチルームにずらっと並んだ本は、ロングセラーの読みものを中心に268冊。この２日間は1・2校時に授業参観を行っているので、直後の20分休みは親子で本を選ぶ姿があちらこちらで見られ、大盛況です。
期間中、各学級のライブラリーの時間に教文館ナルニア国のスタッフが本を紹介してくださいます。物語のおもしろいところを教えてもらうと、もっと先が読みたくなるものです。そのあとブックフェアの会場に行くと、みんなでその本をさがします。まるで“本の試食”をして読みたい本を手にとっているようです。
放課後のおはなし会は礼拝堂で行いました。２日間で児童がおよそ200名、保護者の方も30名の参加がありました。
1・2年生向けのおはなし会では、イランの昔話「マメ子と魔物」をドキドキしたり、ほっとしたりして、楽しみしました。3年生以上のおはなし会では、「ふしぎなオルガン」（レアンダー作）をしっとりと聞きました。礼拝堂の大きなパイプオルガンとマッチして、荘厳な音色が聞こえてくるようでした。
「あー、あってよかった。去年、買いたいと思ったけれど、ほかにもほしいのがあって、お母さんに「両方はダメ」って言われたんだ。今年あってよかった」
１年越しの思いがかない、お目当ての本と出会えた子のことばです。
本を選ぶ楽しみが本を見る目を育てる、そんな機会ともなる５年目のブックフェアでした。
