6月21日(水)から23日(金)に清里でおこなった6年生の「みどりの学校」のようすをご紹介します。
初日の昼食、清泉寮での最初の食事は名物のカレーです。ふだんはあまり食べない子もたくさん食べていました。
この日は雨ということもあって、施設内でゆったり過ごしました。
ヤマネミュージアムでは、ヤマネのことを知らなかった子も、手作りの展示を興味をもって見学していました。
ポール・ラッシュ記念館では、清泉寮創設者の言葉にふれ、その思いに心を馳せました。
ポール・ラッシュは日本にアメリカンフットボールを伝えた人でもあります。ヘルメットや防具に興味津々で見入っていました。
清里の開発を支えた大きなトラクターにも乗ることができました。「大きい!」と思わず声をあげる子もたくさんいました。
夜はキャンドルサービスとナイトハイクです。ろうそくの火を見つめながら賛美し、友だちのスピーチに耳を傾けるすてきな時間になりました。
キャンドルサービスが終わると、外は一面幻想的な霧に覆われていました。暗がりを歩く体験も大切です。グループに1個の懐中電灯で夜の道を歩きました。
2日目。朝起きると気持ちの良い青空が広がっていました。牧場に出ると、富士山がくっきり見えました。
富士山をバックに記念撮影。
牧場にはジャージー牛が出てきていました。
この日はハイキングに出かけます。
腰よりも高い草をかき分け、両手をつきながら岩山を登る、なかなかのハードコース。互いに声をかけあいながら登ることができました。
苦労して上った頂上にはすがすがしい風がふき、眼下にはすばらしい景色が広がっていました。
下りはお楽しみのリフトです。草原の空中散歩に思わず歓声が上がります。
清泉寮に着くと、心待ちにしていたソフトクリームタイム。
「こんなにおいしいソフトクリーム、初めて食べた!」
牧場でたっぷり走り回ったあとはキャンプファイヤーです。
2週間という短い期間でしたが、キャンプファイヤー係は休み時間を全て返上し、みんなのために準備してきました。
みんなより一足早く外に出て、念入りにリハーサル。そして、メイク。これがみんなの心に火をつけます。
大成功のうちに終わったキャンプファイヤー。一番嬉しかった言葉は、
「あ~、ぼくもキャンプファイヤー係やればよかった~!」
3日目。いよいよ最終日です。
遠くの赤岳までくっきりと見える晴天のもと、朝は森の散策からスタートしました。
この日は清泉寮近くの萌え木の村にある、オルゴール博物館に出かけました。
ここでは、今まで見たこともない珍しいオルゴールがたくさん見られます。プロのマリンバ奏者とオルゴールの競演という、すてきな演奏を聞くことができました。ここでしか味わえない、本物の体験です。
清泉寮の魅力は、素晴らしい自然と、おいしい食事。とくに野菜がおいしいと評判で、これまでも野菜が苦手だった子が、次々に食べられるようになってきました。今年もたくさんの子が、今まで食べられなかった野菜が食べられるようになりました。
雨の日も含めて、天候に恵まれた素晴らしいみどりの学校になりました。