新年度、6年生として務める最初の役目は入学式です。



1年生の手のぬくもり。

少し緊張もありますが、最高学年になったことを実感しました。



入学式の翌日、始業式の朝。

さっそく1年生のお手伝いが始まりました。



何でもやってあげるのではなく、1年生ができることは自分でできるよう見守ります。




朝の時間。

朝読書ができるようになるまで、6年生が紙芝居を読みます。



「みんなとてもいいスタートをきっている。この姿を続けていってほしい」


6年生になって最初の学年集会です。

校長先生のお話に真剣なまなざしで聞き入ります。



4月、6年生のいちばんの役目は1年生といっしょに行く野毛山遠足です。


6年生だけで下見に行き、1年生と一緒に歩くとするとどんなコースがいいか考えました。



「よろしくね」

「遠足、楽しみだね」



自己紹介カードをペアの1年生に渡します。



学校から野毛山まで、1年生と歩くと30分ほどかかります。



「荷物重くない?」



「あともう少しだよ。いっしょに頑張ろう!」



青空を悠々と泳ぐ鯉のぼりが迎えてくれました。



グループになって、下見で考えたコースをまわります。



「ここで休憩しよう!」



「笑って笑って! いいね~」



「この高さだと見やすいかな?」



1年生を気づかいながら動物園を歩く6年生が頼もしく見えます。


午後は野毛山公園でいっしょに遊びました。



1年生も6年生もめいっぱい体を動かしました。




6年生の最初に配られた学年だより、タイトルは今年もまた空欄になっています。



どんなタイトルにしようかな。



6年生にふさわしいタイトルを考えて



学年集会でプレゼンし、



選ばれたのは……



「同じ石が一つとしてないように、ひとりひとり違う個性をもつ自分たちを、お互いに褒めあったり、励ましあうことで世界で一つだけの特別な石に磨き上げていきたい」




そんな願いを学年だより「光る夢の石」に込めて、小学校の最終学年が始まりました。