関内駅にほど近い横浜武道館に
早朝から人が集まってきています。
関東学院小学校の「秋のなかよし会」で入場整理をしてくださる「オリブの会(保護者会)」の役員のみなさんです。
教員は用具を搬入し
開会に間に合うように
準備にとりかかります。
集合のアナウンスを待つ子どもたち。
係の5、6年生と最後の打ち合わせをして
アリーナの準備が整いました。
子どもたちと保護者のみなさまが集まり、
「秋のなかよし会」のスタートです。
開会式は1年生の「はじめのことば」から。
「リレーにダンスに玉入れ、たくさん練習しました」
「6年生との競技が楽しみです」
「玉入れの前のダンスが楽しみです」
「おおきなこえでおうえんしてください」
「四色仲良くがんばります」
キリスト教委員による聖書朗読とお祈り、
校長先生のお話を聞いて
生活委員会によるスローガン発表
応援団長による選手宣誓で気持ちが高まっていきます。
校歌を歌い
校旗を掲揚し、プログラムが始まります。
“I wonder”にあわせて準備運動
リーダーは体育委員会の子どもたちが務めます。
続いて全校応援でお互いにエールを送り合い
一つ目の競技、3年生による「パタパタポンポン」は、アリーナの真ん中に散らばるカラフルな風船を
あおいだり友だちと運んだりしてゴールに入れた個数を競う競技です。
協力して運んで、相手チームに阻まれて、ゴールの箱を目指します。
4年生「とんで!取って!取り返せ!」
春のなかよし会でも練習した大縄を50回跳んでから、
コーンを取りに走ります。
相手チームからコーンを取ったと思いきやすぐに取り返されて、2分間、縦横無尽に駆け回りました。
5年生の学年種目は、「Hakobokka!!」
毎日学校で使っているお道具箱が競技の用具に大変身。3種類のボールをお道具箱を使って運び、
最後は、各色思いのつまったオリジナルの箱を全員で運び戻します。
早く終わったチームのお道具箱を使った応援も盛り上がります。
6年生は「綱取り物語」
「ときは乱世の時代、4つのチームがプライドをかけて綱をとりあった」
合図とともに両軍が中央の綱に走り寄ります。
1本の綱には最大で3人ずつ、というルール。
応援を呼んで、迫力満点の引き合いに。
最後に天下を取ったチームは……
1年生の学年種目は「エビカニクス~ダンシング玉入れ~」です。
エビとカニになりきってニコニコで踊り
音楽ストップ、玉入れです!
曲のテンポも速くなったりゆっくりになったり。
勝負が決したあとのお片付けもあっという間に終わりました。
2年生「デカパンプキンリレー」
大きなパンツをふたりではいたら、
ミニハードルを跳んで、
コーンを回って、次の人にバトンタッチ。
デカパンをはいた二人は自然と笑顔になります。
続いて、2つの学年が一緒に行う異学年種目です。
2・4年生は「大玉運びリレー」
大玉を運ぶ途中に高さの違うハードルがあって
「よいしょ!」の掛け声で持ち上げます。
結果発表は、怪我で出られなかった2年生がしてくれました。
3・5年生「心も背中も合わSENAKyA」
4人で腕を組み、背中にはさんだボールを運びます。
箱への入れ方も一工夫。
1・6年生の「出たとこ勝負!」は、1年生がサイコロをふり、出た目によって6年生と一緒に走る距離が変わります。
遠い距離の目が出てもなんだかうれしそうです。
秋のなかよし会といえば「表現演技」。
1・2年生による「よーいドン!」
学年カラーのポンポンとTシャツを身につけて、
一人ひとりがキラキラ光る粒のように一生懸命踊ります。
3・4年生による「チアップ!」
ポンポンがついたチアーバトンを持ち、会場を輝かせます。
武道館のアリーナにチアリーダーが躍動しました。
5・6年生による「秋の花」
全身を使った演技に会場が魅了されます。
扇子のパフォーマンス
波
扇
美しい演技に会場が魅了されます。
武道館に咲いた、学年ごとにつくる二輪の花
サプライズの花吹雪には会場がどよめきました。
各色応援団がくふうを凝らした応援合戦で気合を入れたら
「秋のなかよし会」の最後を締めくくるのは「周回リレー」です。
学年を追ってスピードが上がり、バトンパスが上手になり、迫力が増していくようすをご覧ください。
まず1年生から。
続いて2年生。
3年生がスタートしました。
4年生です。
5年生になりました。
ラストを飾る6年生です。
閉会式、「おわりのことば」です。
「僕たち6年生にとって、とうとう最後のなかよし会になってしまいました。
あっという間に6年が経ち、心も体も大きく成長した僕たちの『秋の花』はいかがでしたでしょうか?
下級生のお手本になる演技ができたのではないかとぼくは思います」
「この日のために何度も失敗をしながらたくさん練習してきました。
1人1人のやることは小さなことでも、全員の心が一つになれば、こんなにも綺麗でとても大きなものになることを知りました。
この経験を活かし、ぼくたち6年生は立派な中学生になるために歩みを進めてまいります」
「今日は朝早くから準備をしてくださった先生方や保護者の皆様、そして大きな声援をして下さったお家の方々に感謝し、閉会の挨拶とさせていただきます。
今日は本当にありがとうございました」
応援団の副団長に参加章が手渡されます。
教頭先生のお話を聞いて
校歌を歌い
校旗を降納して
「秋のなかよし会」が幕を閉じました。
小学校最後の「なかよし会」を終えた6年生、思い出の記念撮影です。
そのあいだに会場を清掃するのは5年生の子どもたち。
6年生からのバトンをうけつぎ、
これから学校を担っていきます。