4月に13人の新しいメンバーが加わり、30人で今年度の活動をスタートしたブラスバンド。
毎週木曜日にあるクラブの時間だけではなく、休み時間や放課後、夏休みも練習を重ね、今年の初舞台となる「第63回 神奈川県私立小学校音楽会」の日を迎えました。

その1週間前、クラブの時間に礼拝堂をのぞくと……

発表会に向けて仕上げの練習をしていました。

「礼拝堂だと音の響きがやっぱり違うな」


「楽譜を見ないで演奏するのはドキドキする」


「いい音、届けたいな」


県の音楽会の前日、「壮行演奏会」が礼拝堂で開かれました。半年の練習の成果を全校児童、保護者のみなさんに初めて披露する発表会です。

ブラスバンドの誇り、“Children’s Smiles”のタータンベスト。演奏会のステージだけで着用できる特別なベストに初めて袖を通します。

礼拝堂にみんなが集まってきました。


舞台にいる上級生のお兄さんお姉さんの

クラスメイトの姿に胸が高まります。

「はじめに、今年度入部した部員を紹介します」

「新しく入った部員を含め、ブラスバンド部員30人で演奏します。これからの成長を見ていてください」

「今年のブラスバンドの目標は『メリハリをつける』です。ふだんの練習や生活だけではなく、曲の中でもメリハリをつけることができるように練習してきました。楽しい曲調のとき聞いているみなさんに楽しい気持ちになってもらいたいです」

「1曲目は、アニメ『SPY×FAMILY』の主題歌『ミックスナッツ』です。曲のはじめと途中でメロディの雰囲気ががらっと変わります。曲名になっているミックスナッツのようにそれぞれの楽器の音色を、そしてその楽器の音色が1つになっていく演奏をお楽しみください」



「2曲目は『宝島』です。1曲目のミックスナッツとは雰囲気を変えて爽やかに演奏します。その変化を楽しんでください」















「すごーい!」

「初めて聴いたよ」

「あの楽器、やってみたいな」

教室に戻ったメンバーを

ここでも大きな拍手が迎えました。

翌日、音楽会当日になりました。

パートごとに最後の確認をして本番に備えます。

前日、礼拝堂で演奏を聴いた下学年からお手紙が届きました。

「私もブラスバンドに入りたいです」
「ミックスナッツを聞いて踊りたい気持ちになりました」
「演奏を聞いて色々な楽器を吹きたくなりました」
「2曲とも心のこもった演奏だなと思いました。明日も頑張ってください」

「うれしいなぁ。こんなふうに聴いてくれたんだ」

言葉の一つひとつがパワーを与えてくれます。

さあ、出発です……その前に
「ステージに出る前に、えり、おなかまわり、ソックスのチェック。そして、笑顔。この3プラス1を忘れずに!」

「行ってきま~す!」


山下公園の目の前にある神奈川県民ホールに着きました。

舞台は2500人収容の大ホールです。

「関東学院小学校、あった!」
「13番目だって」
「全部で何校出るの?」
「17校だって」
「この学校、知ってる。友だちがいるんだ」

プログラムを見ながら開演を待ちます。

部長と副部長は舞台に上がり、アナウンスの立ち位置を確認しました。

開会……前半のプログラムがあと1校になったところで、リハーサル室に向かいました。

“Children’s Smiles”のベストを着て、楽器を準備して、音出しをします。

「会場のみなさんにみんなの音を届けよう」





「関東学院小学校のみなさん、移動をお願いします」

舞台下手の袖にスタンバイ。
「緊張する~」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」

えり、おなかまわり、ソックスに……

笑顔!

「プログラム13番、吹奏楽、関東学院小学校4・5・6年ブラスバンドのみなさんです」

ホールいっぱいのお客さまに2曲を披露。

持ち味のやわらかな音色が会場を包みました。

会場に広がる大きな拍手。達成感、満足感、大きな喜びを味わうことができました。

お家の方も拍手で迎えてくださいました。

「次はクリスマスコンサートに向けて練習をしていきましょう」

クラブをまとめる6年生

それを支える4年生5年生

おそろいの特別なステージベストを着て

またすてきな音をみんなに届けてくれることでしょう♪
