6月29日(水)~7月1日(金)、
3年生の「みどりの学校」が
富士五湖のひとつ、西湖のほとりで行われました。
お天気が心配されましたが、
予定どおり晴れのプログラムで実施することができました。
1日目。
ホテルの裏山ハイキングではとつぜん現れた沢にびっくり!
オオサンショウウオに出会うことはできませんでしたが、
みどりの森の中で鳥の声や風を感じ、
とても気持ちの良いハイキングになりました。
夜はお楽しみのキャンプファイヤーです。
ダースベーダーが登場してファイヤーが点火され、
炎を囲みみんなの気持ちが一つになりました。
立石先生のリードでゲームにダンスにと盛り上がり、
市川先生の指導で大好きな「すてきなともだち」を歌いました。
2日目。
まず、コウモリ穴へ。
「どうしてヘルメットをかぶるの?」
「入ってみたら分かるよ」
ドキドキしながら穴の中に入ります。
「腰をかがめて」
「小さくなって」
「コウモリはどこ?」
子どもたちどうしで掛け合う声が穴の中に響きます。
狭くて暗い洞窟の中は
小さくかがんで進むところがたくさんあります。
子どもたちから、
「先生は大丈夫?」
という声が響いたコウモリ穴でした。
それから樹海へ。
樹海の中はまさに「みどりの学校」でした。
珍しいきのこを見つけて図鑑で調べる子、
知っている植物の説明をする子、
洞穴を見つけて何が住んでいるか想像する子、
足が痛くなった友だちに寄り添って歩く子、
一人ひとりが体と心で自然を感じていました。
紅葉台に登ります。
手につけていた軍手がドロドロになるほど
3年生には少しきつい登山でした。
途中、足が痛くなったお友だちの背中を押してあげたり、
支えてあげたり、励ましあって紅葉台に到着しました。
ちょうど富士山が雲のあいだから現れました。
梅雨に入って初めて
富士山を紅葉台から見ることができたそうです。
きつい山道をがんばって登ったご褒美のようでした。
夜はお楽しみ会です。
西先生のリードで、豆つまみゲーム、伝言ゲーム、
インディアカ、フラフープ渡しなどを
グループ対抗戦で楽しみました。
最後は永谷先生のおはなし会です。
お化けの話...
最後はびっくりして大笑いしてしまいました。
「おやすみなさい」
でもさみしくて眠れないお友だちに寄り添って
優しく慰める仲間たち。
一つの布団に二人が入って寝ている部屋もありました。
3日目の朝。
透き通った水の美しさにびっくり。
「西湖はサイコー!」
です。
いやしの里を訪ねました。
係の方に教えていただき、
繭を使ってウサギの置物を作る体験をしました。
子どもたちは育てたカイコが繭を作る様子を
学校で観察しているので、興味津々です。
できあがったウサギはすてきなお土産になりました。
それから、かやぶき屋根の家が並ぶいやしの里を
グループで散策しました。
いろりやかまど、水車などの昔の道具や
繭作りの本格的な道具を見ることもできました。
養蚕室も見学できました。
最後の昼食はほうとう鍋です。
やまなしの郷土料理をおいしくいただきました。
神さまの恵みのもと、
学校を離れ、家族と離れ、仲間と過ごした3日間。
自然の大きさ、仲間の大切さ、家族への感謝など
たくさんのことを感じたことでしょう。