関東学院小学校では宿泊学習を「みどりの学校」と呼んでいます。
学校を離れ、美しい自然の中で友だちとすごす行事です。
１、２年生は１泊、３年生以上は２泊の日程で、
６～７月におこなっています。
各学年とも下見が終わり、具体的なプランを練っているところ。
６年生の宿泊地のようすをご紹介します。
６年生のみどりの学校は清里高原で行われます。
３０００ｍ級の高い山々に囲まれた清里は
山梨県北杜市に位置しています。
甲斐駒ケ岳がすぐそこに見えます。
６年生が宿泊する清泉寮です。
木のぬくもりを感じる清泉寮には
「アンデレクロス」という十字架がかかげられています。
祈りの家というチャペルで、礼拝をまもります。
みどりの学校のめあては
「新しい視点で生活や友だち、自然、そして神様のことを考える」
子どもたちは、自然の中で学び、体験します。
八ヶ岳や南アルプスの名峰を見ながらのハイキングでは
高山植物や野鳥に出会えます。
恵み豊かな自然の中でタチツボスミレが出迎えてくれます。
雪も溶け、木々が新緑に輝きはじめます。
自然を肌で感じる、心豊かなひとときです。
木のチップが敷き詰められた自然歩道から林道へと
道幅がせまい笹薮地帯を歩きます。
澄んだ清流が安らぎを与えてくれます。
一瞬の冒険、一日の冒険に心がはずみます。
雪解け水が地下水になってくぼ地に集まった羽衣の池です。
４月には水芭蕉の群生が見られます。
ハイキングのハイライト 美し森です。
権現岳や赤岳など絶景のパノラマを満喫できます。
清里高原の夜は、
さえぎることのない大空に、満点の星空が広がります。
美しい星空のもと、
子どもたちのキャンプファイアーの歌声がこだますることでしょう。
大きな“光の帯”を見ることができるでしょうか。
くらやみ おちつき しずけさ しんらい かんしゃ
見えないものの大切さに気づくでしょうか。
清里高原でかけがえのない思い出ができるよう、
準備をすすめています。