小学校最後の学習発表会。
4年生は江戸小噺「寿限無」をもとにした創作劇を発表しました。
配役が決まると
台本の読み合わせから練習が始まりました。
江戸時代の人物になりきって演じようと、衣装はみんな浴衣です。
やっと授かった我が子に愛情いっぱいの名前をつける親心。
お客さまに楽しんでいただこうと練習を進めました。
「こいつ、動くところを見ると、生きてやがるなあ」
「あたりまえだよ。死んでちゃ大変じゃないか」
「明日あたりはすこしゃあ動くだろ?」
「冗談お言いでないよ。生まれてすぐ動いたら化けもんだよ」
ふだんあまり使わない言い回しに戸惑いましたが、
3回目の練習のときにはすっかり覚えて言えるようになりました。
セリフを覚えたら、声のボリュームや間合い、
抑揚や速さにも気をつけて練習を重ねます。
セリフがないときのしぐさや視線、動きにも気を配ります。
着慣れない浴衣の着方や歩き方にも気をつけて
立ち稽古を続けていきました。
全9幕の舞台。
子どもたちは本番まで工夫を重ね、
個性がどんどん輝いていきました。
「大さわぎ合唱団」は音楽の先生のアドバイスをものにして
歌声と動きが見違えるように変化しました。
「寿限無ダンサーズ」の見どころはダンスのメリハリ、指先まで意識した美しいシンクロ、そして笑顔です。
礼拝堂に向かう前にお祈りをして、さあ、本番です!
そして、
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「終わりの言葉」も決まって、
大成功!
昨年4月、新しいお友だちを2人迎えてスタートした4年生。
学年だよりのタイトル「Fine color」には、子どもたち一人ひとりが自分の個性「色」を大切に過ごしてほしいという願いも込められています。
絆が深まったさまざまな行事を振り返ってみましょう。
春の遠足は宮ヶ瀬ダムへ。
西湖での「みどりの学校」は初めて2泊しました。
社会や自然を学ぶ機会はほかにもたくさんありました。
1年が終わろうとしているこの時期、
次年度のための証明写真を撮影しました。
撮影されている友だちが笑顔になるよう
みんなで応援すると
とびきりの笑顔が撮れました。
4年生の子どもたち、学習発表会で好評を博した「寿限無」を披露する機会がもう一度ありました。
学校説明会です。
お越しくださった年中さんは、6年生になったときに入学してくるお子さんたちです。
そんなことも思いながら、4月からは教室が4階に、いよいよ高学年の仲間入りです。