校庭に新年の光が差してきました。











2024年が始まります。



冬休みのあいだ閉ざされていた昇降口も



子どもたちを迎える準備が整いました。



校庭には大きな荷物を持った子どもたちが集まり、



開扉を待っています。



教室に入ると、ホワイトボードのメッセージが子どもたちを迎えます。








「おはようございます!」



「ひさしぶり~」



「元気だった?」



「荷物が重かったなぁ」



「宿題もがんばったね」



全校児童が礼拝堂に集まり、始業式です。



「ことしは辰年ですね」



「聖書にも『竜』が出てくるんですよ」



「聖書の『竜』は悪魔やサタンと同じです」



「わたしたちを神さまから離そうとする力です」



「神さまから離れること、反対をむくこと、神さまの教えにふさわしくないこと、これを聖書では『罪』と呼んでいます」



「人のことが考えられない自分中心のふるまい、自分はだめだって思う弱い気持ち、神さまをないがしろにする生活、これが『罪』ですね」



「新しい年、心の中の『竜』、悪魔やサタンと呼ばれるものとたたかって、神さまの道を歩んでいきましょう」



「地震や戦争のために苦しんでいる人たちに、私たちができることを示してください」とお祈りして、



さんびかを歌いました。




「サプライズがあります」



「大谷翔平選手からサイン入りのグローブをいただきました!」



始業式のあと、礼拝堂に残った6年生に校長先生からお話がありました。



「神奈川、東京の入学試験まであと3週間と2日です」



「中学受験はだいじな節目だけれど、節目のひとつでしかなくて、これで人生がすべて決まってしまうわけではありません」



「それぞれの道が決まったら、あなただけの結果を持って、胸を張って学校に帰ってきてください。昇降口で待ってます」



入れ替わりで礼拝堂に入ってきたのは5年生です。



「クリスマス礼拝の聖歌隊、りっぱでしたね。あのときできなかった拍手を贈ります」



「5年生の3学期は6年生のゼロ学期。学校を背負っていく立場です」



校長先生や担任の話に



真剣に耳を傾けていました。



4年生は教室で今後の予定を確認し、担任の先生からお話を聞いています。






こちらは3年生です。宿題を提出したり、今年の目標を書いたりしています。






2年生は3学期の係決めから始まりました。




「どの係がいいかなあ……」




校庭に出たのは1年生です。



「お休みの友だちも早く来られるといいね」



「校庭でまたたくさんあそぼうね」



3学期の思いを胸に、みんなで写真を撮りました。



中休みになりました。



校庭では元気な声がはじけます。





体育館からは2年生の声が聞こえてきました。





SGの活動は始業式の日の中休みから始まっています。ごくろうさま。



始業式の日の昼食タイム、ひさしぶりにクラスの友だちといっしょに食事をしました。














明日はどんなワクワクが待っているのかな。




始業式の次の日。昇降口の掲示板には



大谷選手のグローブが紹介されていました。



「はやく使いたいなぁ」



子どもたちはくぎづけです。



3学期の2日目、1年生から5年生は総合学力調査に取り組みました。




6年生は体育の授業でさっそく「大谷グローブ」を使ってキャッチボールをしました。



「なんだか使いやすい気がする」



「グローブして野球するの、初めてだ」



左利き用で、ナイスキャッチ!



「このグローブが次の世代に夢を与えるものとなりますように」



グローブにこめられた大谷選手の願いがたしかに伝わりました。



「せっかく大谷グローブを使ったので、今日はティーボールをしましょう!」



ナイスバッティング!



明日はどんなワクワクが待っているでしょう。



希望の登校、笑顔の下校。










関東学院小学校の3学期がはじまりました。