新年度、6年生として最初の役目は入学式です。
全校児童を代表して入学式に出席、
1年生の入学をお祝いして心をこめて賛美歌を歌いました。
「6年生はしばらくのあいだ下の学年のため、学校のためにはたらくことが続きます。入学式の賛美歌、1年生のお世話、野毛山の合同遠足、なかよし会……自分のことより人のことを優先することになります。それが6年生の役目です」
始業式の朝からさっそく1年生のお世話が始まりました。
保護者の方といっしょに登校してきた1年生を昇降口で出迎えて、
靴箱から
「おはようタッチ」まで。
教室に着くと、まず手洗いから。
ランドセルの中身を引き出しにしまったり、
ジャンパーをフックにかけたり。
したくができた1年生にはお楽しみが待っています。
朝の時間を教室ですごす1年生に、6年生が紙芝居を演じます。
6年生のつぎの役目は1年生といっしょに行く野毛山遠足です。
グループごとに自己紹介をして、「あした、よろしくね」。
「この道を通るとゴリラがいてね……」
見学するコースを説明します。
中休みに遊ぶ約束もしたようで、1年生と6年生がいっしょに遊ぶ姿が校庭のあちこちに見えました。
遠足の日になりました。
野毛山まで1年生といっしょに歩くと30分ほどかかります。
「1年生のペースに合わせて歩こう」
「この階段は1年生が上がるのはきついね」
6年生だけで下見に行ったときに話し合ったことが生かされていました。
園内では7~8人ずつのグループで行動します。
動物園の見学を終え、公園に移動してお弁当の時間になりました。
自由時間には公園いっぱいに笑い声が響いていました。
合同遠足の思い出をアルバムにした6年生。
1年生にプレゼントしました。
そんな6年生に最初に配られた学年だよりのタイトルは空欄でした。
5年生のときと同じように、みんなで話し合ってタイトルを決めます。
グループごとに考えたタイトルをプレゼンして投票し、
選ばれたのは……
「DREAM」
「卒業に向けて一人一人が夢に向かって羽ばたいていけるように」という願いが込められています。