今年度、4~6年生の算数の授業は、
教員2人によるTT(ティームティーチング)の体制をとっています。
6年生では以前からおこなってきましたが、
4、5年生では初めての試みです。
教員2人の体制を活かし、作業が遅い子を個別に見ながら、
どの子もわかるように指導しています。
授業では、「3つの大切」を示しました。
1.“なぜ”“どうして”と考えることを大切にする。
2.“わからない“は大切なこと。遠慮せず質問する。
3.“間違うこと”も大切なこと。これが理解を深めていく。
そして、じっさいに手を使って物を操作し、
そこから考えていくことを多く取り入れた授業をしています。
ひとりでも多くの子が
「算数大好き!」と思ってくれることを願っています。
■4年生の研究授業「垂直」での作業の様子
紙を2回折って「垂直」を見つける作業です。
どの子も真剣に取り組み、折り目から「垂直」を探しました。
■5年生の「体積」の授業から
「牛乳パック」にはほんとうに「1000mL」入っているのかを
確かめるために、たて・横・高さを測っているところです。
計算してみると「1000mL」に満たないのですが、
中身が入っている状態だと少し膨らんでいて、
それで「1000mL」になることが分かりました。
■算数教室前のパズルの展示
「こんなのも算数なんだ」というパズル(的なもの)を、
授業の最後に紹介したりやってもらったりしています。
算数教室や廊下には50種類以上が展示・紹介してあり、
4、5年生だけでなくだれでも自由に手に取れるようにしてあります。
休み時間など、いろいろな学年の子がやってきて
パズルを楽しんでいます。
興味を持って持ち帰り、家で考えてくる子もいるほどです。