5月15日(金)の放課後、教員を対象に
AEDを使用した心肺蘇生法の講習会を実施しました。
この講習会は緊急時の対応を確認するため毎年おこなっているもので、
今年度は3名の救急救命士の方に指導していただきました。
はじめに、時間が経過すると蘇生率が下がること、
救急隊の到着を待つ間も胸骨圧迫を続けることが救命につながること、
などをスライドと解説で学びました。
つづいて実技講習です。
人が倒れているときは、周囲の安全を確認し、
呼びかけて反応があるかどうかをみます。
反応がない時は、人を集め、
119番通報とAEDの手配を周りの人に依頼します。
呼吸をしていなければすぐに胸骨圧迫を開始し、
可能ならば人口呼吸もおこないます。
胸骨圧迫のポイントは「強く!速く!絶え間なく!」
AEDが届いたらすぐに装着し、
メッセージに従って電気ショックを与えます。
救急隊が到着するまで胸骨圧迫を続け、
AEDを装着したまま救急隊に引き渡します。
現場を知っておられる救急救命士の方のご指導とアドバイスにより、
緊急時を想定した対応方法を学ぶよい機会となりました。