■国際理解礼拝
ルワンダで平和と和解のために活動されている佐々木和之さん・恵さんが3年ぶりに本校の国際理解礼拝に来てくださることになりました。
礼拝に先立って発行された「ルワンダ新聞」です。キリスト教委員の子どもたちがルワンダの気候や産業・農業、教育について、佐々木和之さん・恵さんについてまとめ、紹介してくれました。
また、ランチタイムには放送で全校にも伝えてくれました。
迎えた国際理解礼拝。
礼拝堂では1~3年生が、教室では4~6年生が礼拝をまもります。YouTubeは家庭にも配信されています。
礼拝では佐々木和之さんがルワンダの国について映像の資料も使いながらお話ししてくださいました。
佐々木さんは、2000年にルワンダを訪問した際、ジェノサイドの深い傷に衝撃を受け、そのことをきっかけにご家族でルワンダに移住し、平和に関わる活動を始められたそうです。
1校時には、礼拝堂に入った4~6年生を対象に、「平和について考えよう」と題して佐々木恵さんが講演してくださいました。
「主はすばらしい」という歌をルワンダ語で歌いました。
♪ イマーナ ニンジーザ ~
♪ イマーナ ニンジーザ ~
♪ ニンジーザ チャーネ
「ルワンダでいちばんつらかった経験は何ですか」
「もしルワンダに行かずジェノサイドについてお聞きした場合、また同じような行動がとれますか」
「ルワンダに行かれる前に働かれていた国際飢餓対策機構はどのようなところですか」
子どもたちの質問にもていねいに答えてくださいました。
ルワンダの生活や歴史を学び、また自分たちの生活についても振り返りながら、平和について考える機会となりました。
■授業参観
2年10か月ぶりに対面で実施しました。
コロナ対策として、教室に入る保護者はクラスの半分ずつにしていただきました。
Zoomでの授業参観は経験してきましたが、対面でははじめての学年もあります。
おうちの方が見守る授業、はりきって参加していました。
■収穫感謝礼拝
「神さまにいただいた恵みを覚え、感謝をささげ、喜びを分かち合う」収穫感謝礼拝を守ります。
ホワイエには食べ物に関する本が並べられています。
神さまからいただいた大地の恵みを家庭から持ち寄り、喜びを分かちあいます。
教室に集まった野菜や果物をキリスト教委員の子どもたちが礼拝堂に運び、
種類ごとに仕分けして、
きれいに並べました。
野菜や果物の香りで満たされた礼拝堂で収穫感謝礼拝が始まりました。
おはなしは、今年度の特別礼拝を担当してくださっている渡邊さゆり牧師(日本バプテスト同盟駒込平和教会)です。
4~6年生は礼拝堂に入り対面で、1~3年生は教室で配信で、また保護者の方々も配信で礼拝をまもります。
400年前、アメリカにやってきた人たちが先住民の人たちに助けられました。
「収穫感謝とは、大切な人、大切な食べ物、神さまの恵みと出会えることへの感謝の日ですよ」
ザアカイのおはなしを通して、収穫感謝の意味を考える機会を与えてくださいました。
聖歌「わたしのように」を賛美しました。
礼拝が終わると、休み時間にキリスト教委員の子どもたちが集まり、ささげられた野菜や果物を梱包しました。
日ごろお世話になっている清掃の方や警備員さん、登下校を見守ってくださる会社の方に野菜や果物を届けました。
また、近隣にある社会福祉団体である睦ハイム、児童デイサービスさくらんぼ、寿キリスト者の会にもお届けしました。
収穫感謝礼拝がおわると、もうまもなくアドベントです。