6月26日(水)~28日(金)、3年生が「みどりの学校」に行ってきました。行き先は富士山の裾野に広がる富士五湖のひとつ、西湖です。初めての2泊3日に挑戦する子どもたち、ちょっぴりドキドキしながら出発しました。
3日間の後半には雨も予想されたので、プログラムを入れ替えて初日の午後に登山をすることにしました。いざ、三湖台(さんこだい)頂上へ。
「水筒をリュックの中に入れてください!」
「準備体操をしっかり行います!」
引率教員の言葉で、子どもたちはピリッと「ちょうどいい緊張感」に包まれました。
ことし歩くコースは手袋が必須です。地面から出ている木の根っこをつかまないと滑ってしまうような急こう配が続きます。腰の高さぐらいある段差は「よいしょっ!」と声をかけて登ります。
「しゃべらずに、登ることに集中してください」
注意が散漫になると思わぬケガにつながりかねません。
「自然の音も聞こえてくるよね」
歩くことに集中している子どもたちを、小鳥のさえずりが励ましてくれているようです。
そして、頂上。先に到着した子どもたちが、あとから登ってきた仲間を笑顔と歓声で迎えてくれます。
西湖、樹海、富士山と広がる雄大な景色を見ながらいただいたお弁当、格別のおいしさだったことでしょう。
夜も、2日目のプログラムと入れ替えてキャンプファイヤーを行いました。
薪を囲んで待つ子どもたちのもとへ松明を持った両担任が登場。「愛をもって」「ゆるす」のメッセージが届くように願って点火しました。
勢いよく燃えあがる炎。歌に踊りにゲームにと、元気いっぱいに楽しい時間を過ごしました。とくに「キャンプのおまじない」と「キリンさん」は子どもたちの心に残ったようで、午後の登山の疲れも見せず、歌って踊ってたくさんの思い出ができました。
登山も2泊3日のお泊りも3年生にとっては大きなチャレンジでしたが、大成功のみどりの学校でした。