3年生は、4月から総合の時間に「関東学院小学校の歩み」を振り返って学習してきました。自分たちの通う小学校が、今年度65周年を迎える記念の年だということを知り、学校の伝統や文化に強く興味を持って取り組んできました。
「昔は、三角花壇のあたりに礼拝堂と造形室があったのよ」
「えーっ、うそぉ」
卒業生でもある徐先生の一言がきっかけとなり、
プールはあったの?
校庭は広かったのかな?
校舎は何階建てだったのかな?
と、知りたいことがあふれてきます。
「ぼくのお父さん、卒業生だから聞いてくる!」
「私のおばあちゃんも卒業生だから、もっと昔のことが聞けるかも・・・」
さっそく、インタビュー開始。
卒業生の教育実習生にもお話をしてもらいました。
「この写真は、私が小学生の時に雲梯でとったもの。今と変わらないでしょ」
「お弁当の時には、SGが大きなやかんのお茶を教室に運んできたのよ」
子ども博物館では、やはり卒業生の滝沢先生が小学生のころのお話をしてくださいました。
「池の周りで、お弁当をたべたことがありました」
「遊んでいたコマが当たってガラスを割ってしまいましたが、校長先生にはおこられませんでした」
創立記念礼拝後には、創立当初に先生をされていた西野禮子先生を囲んで、当時の学校の様子をたくさんお話してもらいました。
「1学年1クラス35人だったの」
「みんなが静かにお弁当を食べられるように、『名犬ラッシー』を読んであげていたわ」
「なかよし会でやったペンギン競争のかぶりものは、黒いラシャを先生方がミシンをかけてつくったわ」
造形の時間に、昔の小学生が水船校長にご指導いただいたように、リンゴの絵を描くことにも挑戦しました。絵から匂いや味が伝わってくるように描けたでしょうか。
この学びを自分たちのものだけにしておくのは、もったいないよね。
そうだ、みんなに伝えようよ。
そんな思いがひとつになって、学習発表会で発表することになりました。
場面ごとのグループ練習
セリフの読み合わせ
全体練習
たくさんの卒業生や先生に支えられてきたこの学校の伝統や文化の移り変わりを、「関東学院小学校の昔と今」と題して3年生が紹介します。
2月10日(土)の発表会をお楽しみに。