5月12日(金)の放課後、教員を対象に
AEDを使用した心肺蘇生法の講習会を行いました。
この講習会は緊急時の対応を確認するために毎年行っているもので、
今年度は3名の救急救命士の方にご指導いただきました。
人が意識を失ってから10分間何もしなければ
生存率は急激に下がります。
救急隊の到着を待つ間に
AEDを使用した心肺蘇生法を行うことの重要性を
スライドを通して学びました。
つづいて実技講習です。
まず、基本的な手技を学び、
つぎに、じっさいに起こりそうな状況を想定して
児童を救急隊に引き渡すまでの動きを確認しました。
教室で児童が倒れました。
現場にいた教員は児童の意識と呼吸を確認、
他の教員の応援を求めるとともに胸骨圧迫を始めます。
駆けつけた教員は指揮をとり、
AEDの準備、119番通報、記録、他の児童への対応など
他の教員に役割を分担します。
到着した救急隊員を校内に誘導し、
状況を説明して児童を引き渡します。
じっさいの状況を想定しておこなった実習は緊張感があり、
連携の大切さを学ぶことができました。
現場を知っておられる救急救命士のご指導により
緊急時の対応を学ぶよい機会となりました。