2年生は谷川俊太郎さんの詩「ともだち」を群読で発表します。
歌やボディパーカッションを取り入れながら、元気いっぱいの2年生らしさを体全体で表現することをめざして練習を始めました。
まずはボディパーカッションの練習から。足踏みと手拍子でリズムを刻みます。
台本を読み合い、群読の役割を分担しました。
セリフをどのように言うか、体の動きをどのように表現するか、自分たちで工夫しました。
練習を進めながら、造形の授業や休み時間に小道具を作りました。
音楽の授業では歌を練習しました。「ともだち」を思いながら歌う2年生の気持ちが一つになります。
礼拝堂にも練習の歌声が響きます。
色とりどりのTシャツをまとってリハーサルの舞台に挑みました。
体でセリフを表現する「動き」も大きな舞台にふさわしくなってきました。
リハーサルを終えて、ビデオを見ながらみんなで反省会です。
「大きく声が出ていたね」
「もっと動きを大きくしたほうがいい」
「足音を立てずに!」
リハーサルを鑑賞した5年生、6年生が心のこもったお手紙を届けてくれました。
「とても上手だったよ」
「かわいかったです」
「本番もがんばってね」
さあ、いよいよ本番です。開会のことばは「ともだち」が担当しています。
それを聞いている幕のうしろの子どもたち。ドキドキが止まりません。
舞台が始まればさすが2年生。「ツバメ」の曲にあわせてボディパーカッションが会場を盛り上げます。
小道具も「ともだち」の顔も舞台の上で輝いています。
セリフも動きも大きくできました。
おうちの方を前にして、子どもたちは生き生きと表現することができました。
何度も繰り返してきた通し練習よりも最高のできばえでした。
教室に戻ると……「100万点でした!」
とびきりの笑顔に達成感があらわれていました。
ともだちがいればなんでもできる。
ともだちってすばらしい。
元気な2年生。もうすぐ3年生になります。