4月に入学した1年生が、最初に歌ったさんびかは「ひかりひかり」、最初におぼえたお祈りが「主の祈り」です。


それから10ヶ月。子どもたちは毎日お祈りをし、たくさんの賛美歌を歌い、聖書の御言葉にふれてきました。


初めての学習発表会を計画するにあたり、これまで学んできたキリスト教には大きなストーリーがあることを感じてほしいと思い、台本を書きました。


これから5年間かけて学ぶ聖書。聖書はイエス・キリストについて書かれた書物です。イエス・キリストが私たちを心から愛してくださっているということ、神さまの永遠の計画を、自ら演じることで体験的に知ることができればと願って準備してきました。


練習はなかなか大変でしたが、子どもたちは一生けんめい取り組んでくれました。


平仮名を読むのもたどたどしかった1年生が、ひとまとまりの文章を覚え、全校児童や保護者の前でセリフを言い、さんびかを歌う姿は、とても立派なものでした。


感想文を読むと、どの子も「きんちょうした」と書いていましたが、同時に、お家の人や、見てくれたお客さんが喜んでくれたことを嬉しく思っていることが伝わってきました。


大きな舞台に友だちと共に立つことで、大きな成長をした1年生。お家の方々と一緒に成長を喜ぶことのできた学習発表会でした。


(1年担任)