子どもたちと校長先生が立ち話をしています。
何を話をしているのでしょう。巡回日誌をのぞいてみると...。

 

◆   ◆   ◆

 

かけよってきた低学年の男の子にいきなり問われた。
「校長先生、ぼくの名前、なんだ?」
「××× ××××」
記憶の中からひっぱりだしてとっさにこたえると、
「なんで知ってるの?」
なんでって、みんなの名前、覚えようとしてるんだよ。

 

 

通学経路が変更になった子を見かけたので、
「どうしたの? そのほうが早いの?」
「ううん、おそくなる」
「じゃあ、どうして?」
「仲良しのお友だちがいるから」
なるほどね。

 

 

高学年の女の子に、
「○○ちゃん、なかよし会の作文、読んだよ」
「え、え、えー。校長先生に読まれちゃったんだ」
「うん、先生が文集をくださった。とってもよく書けてたよ」
「ありがとうございます!」

 

 

運動場で低学年の子がトラブルになっている。
声をかけようかどうしようか。

しばらく見ていると、中学年の子が仲裁に入った。
むこう側からは担任もようすをうかがっている。

 

なにがしかのやりとりがあって、みんな笑顔になった。
「□□くん、さすが。ありがとう」
はにかんだ笑顔がかえってきた。 

 

 

完成した風車を手に、1年生が運動場を走りまわっている。
みんなとってもいい顔をしている。
ときどき見せにきてくれる子もいる。

そこに英語の先生が通りかかると、
「トム先生!」
クラス全員が集まっていき、きそうように風車を見せている。
軽いジェラシーを感じるひとこまではあった。

 

 

きょう、1学期の終業式。
子どもたちとしばしのおわかれ。

 

おかざき

 

 

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